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星野同志の再審・釈放求め裁判所前街宣と申し入れ行動

 2月24日、「星野さんをとり戻そう! 全国再審連絡会議」は霞が関の裁判所前で街宣を行い、その後、全学連と一体になり、東京高裁への申し入れ行動を行った。
 午前11時半、首都圏の会の人たちが集まってくる。簡単な打ち合わせの後、直ちに宣伝活動を開始した。黄色の「星野のぼり」とゼッケンが裁判所前を制圧し、ビラがまかれる。最初にマイクを握ったのは星野暁子さんだ。「私は、星野文昭の連れ合いです。星野文昭は無実です。再審無罪、即時釈放を求めて活動しています」と訴える。この声に応えて、次々に署名が寄せられる。

 昼休みに駆けつける人もいて、参加者は20人になった。マイクでのリレーアピールが続けられる中、裁判所前を通る人たちにビラが吸い込まれていく。「私はウチナンチュです」という人が、「そんな人が本土にいたの」と驚いて、すぐに署名をしてくれた。
 昼過ぎには全学連の学生たちが登場し、一体になって宣伝活動を行った。戦闘的雰囲気は、最高潮に達した。
 午後1時、東京高裁第11刑事部に向かう。15階でエレベーターを降りると、「訟廷管理官」なるものが待ち構えていて、11部のドアは閉ざされている。これを見て参加者の怒りが爆発した。「私たちが見ている前で署名簿を渡せ」と要求し、11753筆の署名を提出した。
 その後、会議室に移り、家族と星野・再審連絡会議の「申し入れ書」、星野暁子さんの「申し入れ書」、星野誉夫さんの「請願書」が読み上げられた。さらに、杉並・救う会、三多摩・救う会、みやぎ・救う会、大阪・取り戻す会、徳島・救う会、岡山・救う会の文書が提出された。口頭での申し入れを数人が行い、坂野全学連委員長代行が「法政大学と星野さんの闘いは一体だ。直ちに再審を開始して、星野さんを釈放せよ」と訴えた。星野文昭同志の再審無罪・即時釈放を強烈にアピールして、この日の行動を終えた。(K)

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