第３回「大阪・星野文昭さんを取り戻す会」総会と「愛と革命」出版記念星野関西集会が大成功
１２月１４日、第３回「大阪・星野文昭さんを取り戻す会」総会を３０人の結集で行いました。基調報告で「星野闘争は星野文昭さんが語るように資本・国家の新自由主義攻撃と絶対反対で闘い勝利している動労千葉労働運動と一体で、労働者の「賃金奴隷」からの解放を勝ち取る闘いであること。また、全国労組交流センターと「星野さんを取り戻そう！全国再審連絡会議」の共催で勝ち取った２回の徳島刑務所包囲闘争が、星野闘争を大きく前進させるものとしてあったこと、階級的労働運動の発展と一体で星野闘争勝利を勝ち取る百万人規模の大運動をつくり出そう」と確信に満ちた提起が行われました。
基調提起を受けて、在本土沖縄労働者会議の労働者、医療、全逓、自治体、教労、関西合同労組の労働者が「星野文昭さんが先頭で闘った７０年安保・沖縄闘争は、労働者階級と全人民の解放をかけて闘われ、その闘いを引き継いで動労千葉の階級的労働運動がある。星野闘争を動労千葉を始めとした国鉄闘争と一体の闘いとして闘い、星野さんを階級的労働運動の百万人の大運動で取り戻そう」とそれぞれ発言し決意を固めました。
今年は大阪の各地で学習会にも取り組み、労働運動の発展で拠点職場の建設を行い、それと一体で星野闘争の前進も勝ち取る闘いに着手してきました。総会で星野闘争の勝利に確信を深め２０１４年こそ星野さんを取り戻す決意をうち固めました。
総会の熱気も冷めやらぬ中、「『愛と革命』出版記念、星野関西集会」を星野暁子さんを招いて、７０名の参加で勝ち取りました。
始めに「大阪・星野文昭さんを取り戻す会」の代表から、「星野闘争は労働弾圧に対する闘い。無実を百も承知で権力は無期をかけてきている。１９７１年の安保・沖縄闘争は労働者の怒りの闘いとしてあり、労働者の自己解放の闘いとしてあった。星野さん奪還をぬきに日本の労働者の解放はない。２０１４年、国鉄闘争と一体で星野闘争の発展を勝ち取り、１００万人の大運動で星野文昭さんを取り戻そう！」と確信に満ちた提起がされ、全員で確認しました。
全国水平同盟西郡支部の佃さんからの花束贈呈の後、さっそく暁子さんの講演に移りました。終始にこやかな語り口に癒されながら、凛とした強い意志を感じ、共に闘う決意を固めました。前日に面会した文昭さんから「１２．１４関西星野集会へのメッセージ」を寄せていただき、暁子さんが読み上げました。
暁子さんの講演は、９．８徳島刑務所包囲闘争、「愛と革命」出版、２回の全国闘争と勝ち取ってきた地平と希望をたぐり寄せてきた２７年だったこと、１２．１の全国集会で「国鉄闘争と一体で闘う労働運動を中心に１００万人規模の闘いをつくることを確認した」勝利感あふれる発言でした。
３編の詩の朗読をはさんで、文昭さんとの出合い、家族の団結、８７年の無期確定から杉並、徳島に救う会が出来、２００９年に全国再審連絡会が「労働者の力で星野さんを取り戻そう」と決議した事などを話してくださった。「奪われているものを奪い返す。あきらめない」「無期により分断されている攻撃に日々勝利している。みなさんと一緒に文昭を取り戻したい！」という熱い訴えに参加者一同、来年こそ文昭さんを暁子さんと私達の元へ取り戻す決意を打ち固めました。
続いて、星野文昭さんを取り戻す会・京滋、全国水平同盟西郡支部、関西労働組合交流センター、関西合同労働組合、９．２弾圧当該の新田さん、「星野闘争勝利の歌の披露」とそれぞれの方の発言が続きました。闘いの場所や労働現場での闘いと一体で星野闘争を闘い、「階級的労働運動の力で星野さんを取り戻そう！」２０１４年こそ徳島刑務所に星野さんを迎えに行こう！と全員で決意を打ち固めました。
その後の交流会では、文昭さんが暁子さんに送られた「最愛の暁子へ」と書かれた絵を見せていただきまたまた感動！！柔らかい色の水彩画の透明感の中にキラキラ光る希望の光がちりばめられたような絵で参加者一同、心が洗われました。全ての人の解放を求める文昭さんの優しい気持ちが表れている絵とメッセージにふれ、暁子さんと共に一日も早く文昭さんを取り戻すために全力で闘うことを誓い合いました。(Ｓ)
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