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東日本解放共闘が5・23狭山集会で6・13へ大号令

 5月23日、東京・全水道会館で東日本解放共闘会議が狭山集会を行った。「国鉄闘争の火を消すな! 6・13大運動へ真一文字に突き進もう!」――部落 解放同盟全国連杉並支部の田中れい子支部長が一段と力強く訴えた。「47年前(1963年)の5・23石川一雄さん不当逮捕は、60年安保と国鉄闘争の高 揚に対する反動として労働者階級に打ち込まれた分断・団結破壊のくさびだ。5・23が狭山闘争の原点だ。3者協議路線による狭山闘争解体攻撃と対決して、 安保・沖縄、国鉄決戦と結合して狭山闘争の歴史的勝利を切り開こう。鳩山政権打倒、狭山闘争勝利へ」。鮮明な基調提起に、関東各地から結集した120人の 労働者・学生らが圧倒的な拍手で応えた。

 基調に先立つ全国労組交流センター・辻川慎一事務局長の主催者あいさつで、大恐慌下での部落解放闘争の核心が示された。「資本家あっての部落解放運動などない。新自由主義による民営化絶対反対で闘ってきた動労千葉を選択するのか否定するかが分かれ道だ。部落解放運動を歪め、労働者階級の中に分断を持ち込もうとするのが全国連中央だ」。
 新自由主義―道州制攻撃と闘い団結を拡大してきた西郡住宅闘争の意義があらためて明らかになった。西郡支部とともに全国連中央の処分攻撃を粉砕して集会に登場した杉並支部と品川支部の意気は高まるばかりだ。「責任勢力として組織拡大に着手する」(品川支部)、「動労千葉物販に取り組む」(杉並支部)という意欲に満ちた決意は自信と解放感に満ちていた。
 3支部の決起のもとで青年労働者が狭山闘争に立とうとしている。狭山現地調査に取り組んだ西部ユニオンの青年労働者が、差別裁判への怒りを込めて闘う決意を表明した。解放共闘独自で5・23集会をかちとって3年目に切り開いた地平だ。
 集会の冒頭、激突が開始された三里塚から「今こそ労農同盟の真価を発揮するとき」と現地闘争本部の緊急アピールが発せられた。不当逮捕された市東孝雄さんの農民魂の爆発に応え、24、25日の連続闘争へ決起し、6・13大運動への3000人結集へ残り3週間、死力を尽くすことを誓い合った。(TK)

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