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5・12法大デモ 織田君逮捕は学生の怒りに火をつけた!

 5月12日、法大文化連盟と全学連の呼びかけで、総長室・麹町署包囲デモがかちとられた。4・24法大解放集会で不当逮捕された6人の仲間全員を「今すぐ奪還するぞ」の意気込みに燃えて、この日も戦闘的な法大市ヶ谷キャンパス正門前集会とデモ行進が行われた。権力は、このデモの最中、のぼりをもって歩いていただけの全学連委員長の織田陽介君に襲いかかり、「公務執行妨害」をデッチあげて逮捕した。絶対に許すことはできない!


 昼休み、文化連盟委員長の斎藤郁真君の司会で集会が始まった。法大1年生の元気な訴えに続き、文連の洞口朋子さんがマイクを握った。「法大職員の妨害の壁をぶち破って、4・24で1500人が集会に合流したことに私は心底感動した。起訴攻撃を粉砕し、6人全員を取り戻そう!」。これに続いて首都圏の法大生始め各大学や東北大、広島大の学生が怒りの発言を行った。
 午後1時半にデモに出発。「法大は学生弾圧をやめろ」「教育で金もうけするな」などのコールが市ヶ谷周辺にとどろいた。このデモで、並進規制の警察官らがたびたび織田君を取り囲み罵声を浴びせ、からだをぶつけて行進を妨害する行為を繰り返し、ついに一人の警官が織田君を突き飛ばしたのを合図に襲いかかり、暴力的に逮捕しさったのだ。デモ隊の学生の怒りが一斉に爆発した。両手両足を締め上げて織田君を引きずる警官たちに猛然と全員が実力で反撃・阻止の闘いに決起した。この気迫に警察はあわてふためき震え上がった。さらにデモ隊は織田君が連行された麹町警察署に怒りのシュプレヒコールをたたきつけた。
 織田君への不当逮捕は、6・14-15連続闘争の呼びかけに対する日帝権力の恐怖の現れだ。デモ参加者は、法大当局・増田総長と日帝国家権力・麻生政権への怒りを倍増させ、織田君でついに95人目の逮捕となった法大弾圧を根底からぶち破り、6・14-15に総決起し、キャンパスを学生の手で解放することを誓い合った。(TN)

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