1. HOME
  2. ブログ
  3. 富山大学当局による新樹寮封鎖の強制執行を弾劾する!

富山大学当局による新樹寮封鎖の強制執行を弾劾する!

s20111015a-1.jpgs20111015a-2.jpg 10月13日、富山大学当局と富山地方裁判所は、新樹寮の自治寮廃寮攻撃に反対してA棟に住む仲井祐二君に対して、仮処分裁判の決定を理由に新樹寮A棟から仲井君を叩き出す強制執行を行った。しかも、仲井君本人には仮処分裁判の決定、強制執行を通知することなく、大量の大学職員と警察を引き入れて、部屋の荷物をすべて持ち出し、A棟を封鎖する不意打ちの強制執行だ。絶対に許せない。(写真は強制執行にやってきた職員と警察)
 この強制執行の不当性が富山大学における新自由主義攻撃と学生支配のすべてを物語っている。 

 富山大学は法政大学につぐ監獄大学だ。国立大学法人化後の3大学統合で一挙に大学の民営化が加速した。06年の新学則の制定と学生弾圧の中で、学生自治会や大学祭実行委員会の解体、文化サークル連盟の解体とサークル活動の規制、そして新樹寮の改修を口実にした自治寮解体攻撃を行ってきた。また、学生のビラまきを禁止し、「学長が一番偉い」「学生は社会のことを考えるな」と言い放ち、富大職員の暴力的な弾圧を通して、学生が行動すること、考えることを奪ってきた。
 特に、新樹寮は建設から約40年間、大学当局の廃寮攻撃と寮費値上げに対して、安価な厚生施設としての寮、また共同生活の中で楽しく過ごしてきた寮を、寮生の団結を基礎にして大学当局と闘い誇り高く守り抜いてきた寮だ。この愛すべき寮を金もうけと大学管理の寮に変えてしまう攻撃が09年2月から始まった新樹寮の改修であり、これを契機にした自治寮の解体攻撃だった。そして同時に、昨年3月末の仲井君への退学処分攻撃がかけられたのだ。
 今年の3月末には新樹寮自治会は解体させられたが、大学の管理寮化の中で矛盾が激化し寮生の怒りが噴き出している。8台もの監視カメラの設置。コスト削減のための手抜き工事による天井の崩落。改修直後からの柱のヒビ割れ。さらに寮生への罰則設置の脅しなどだ。寮生無視と処分で作られた寮は完全に破産している。
 仲井君、闘う寮生を中心に寮生は大学当局による自治寮解体、学生管理への怒りを着実に結集して闘ってきた。まさに仲井君本人に知らせることもできず大量の警察を動員して行われた強制執行は、寮生の怒りにいつ火がつくかわからないという大学当局の恐怖であり、追いつめられた姿以外の何ものでもない。
 何より、3・11情勢下で大量に学生が行動を開始している。富大の現実に対する富大生の怒りと福島の労働者・学生の怒りは一体だ。富大当局は自治寮の改修に反対することを「営業妨害」と平然と言う。教育の民営化の中で、一部の理事と資本が金をもうけ、他方で学生の団結が分断され、学生が声を上げることさえ弾圧されてきた。この大学の現実は、一部の資本家や企業の利益のために、行政・マスコミ・資本・大学一体で「安全」「安心」を振りまき、「福島は原発に反対するな」と恫喝し福島の労働者を切り捨て、原発再稼働を宣言する野田政権と何が違うのか!
 さらに富山大学は、経営評議会の中心に北陸電力が座り、原発を推進している。大学が原発を積極的に推進し労働者、学生の未来を奪っている。3・11情勢で学生は「学生、大学はどうあるべきか」と問い、奪われた主体を取り戻し、学生の団結に可能性を見いだしている。まさにキャンパス、寮の現実こそ原発と一体の新自由主義的あり方であり、学生がひっくり返さなければならない現実だ! 学生がすべてを取り戻す行動が始まっている。
 全世界で大恐慌が加速しエジプト、イギリスでの闘いに続いて、米ウォール街で学生・青年の闘いが始まっている。日本では、9月19日の反原発集会が6万人を学生、青年が牽引して爆発した。福島では押さえつけられてきた怒りが爆発している。JR東の組合である動労水戸は、放射能に汚染された車輌を除染することなく回送・検修させ運転させることに対して、ストライキで闘いを開始した。
 学生がキャンパスから寮から立ち上がれば、学生は大学を取り戻せる。富大生は、全国で闘われている反原発闘争と一体で、教育の民営化と対決し、大学を、新樹寮を学生の手に必ず取り戻す。全国学生は原発再稼働を阻止し、大学を学生の手に取り戻そう。何よりも、新自由主義と闘う学生の組織=学生自治会、自治寮を作りだそう。そのためにも11月6日の労働者総決起集会は決定的だ。すべての学生は11月集会へ集まろう。原発阻止! 大学を学生の手に取りもどそう。(富山大・N) 

  • コメント ( 0 )

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。

関連記事

アーカイブ

月を選択