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5・12国会前で共謀罪と入管法改悪・裁判員制度阻止を訴え

 5月12日、共謀罪新設阻止を闘う仲間は、機動隊厳戒態勢を突き破って国会前でビラまき・座り込みと昼集会を行った。今週にも入管法改悪案の採決が強行されようとしており、入管法改悪阻止と裁判員制度粉砕をあわせて訴えた。シュプレヒコールには国会見学の大勢の学生がノリノリで唱和。怒りと危機感の中にも爽快さのある行動だった。


 昼集会では、当日開かれた衆議院法務委員会(共謀罪はここで継続審議中の扱い)での入管法審議の傍聴報告がなされた。「在留カードは、管理・支配・排除の究極のもの。しかし野党は導入を前提とした『疑問』を出しているだけ。危機感が全くない」と弾劾。一方で各地で抗議活動が行われており、改悪阻止へ運動を広げようと訴えた。
 裁判員制度廃止へ闘うアピールも行われた。2000人が集まった4・21日比谷集会の成功を報告し、その後の5月3日読売新聞の世論調査記事を紹介。「参加したくない」が79%、「制度の導入に反対」が62%という、破綻状況そのもの。労働者民衆を強制的に治安動員して分断・対立させようとする裁判員制度は「絶対に打ち砕くことができる」との確信に満ちて方針提起。「裁判員制度はいらない!大運動」の呼びかけにこたえて5・14霞ヶ関デモ(社会文化会館前、正午出発)や5・20銀座デモ(弁護士会館向かいの日比谷公園霞門18:30集合、19:15出発)といった連日闘争への決起を訴えた。
 東西での入管交流集会成功の地平に明らかなように、このような「戦争と治安管理強化」攻撃を粉砕する道は、職場・現場に依拠した労働者の階級的団結の国際的拡大を軸として、国境・民族の分断を打ち破る世界革命路線にある。ここをハッキリさせて、共謀罪新設阻止の闘いを入管体制・司法改悪粉砕などの課題と結びつけてさらに前進させよう。5・28(木)国会前行動(8:30~13:00 衆院第二議員会館前、昼に集会 /主催「共同行動」)を、共謀罪廃案を確定させる決起集会として勝ち取ろう。(T)

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