10・6八尾市役所弾劾行動を闘いとる!
10月6日午後4時半、八尾市役所は60人の労働者・住民の怒りで包囲された。八尾北労組、部落解放同盟全国連西郡支部、八尾北命と健康を守る会、労組交流センターの仲間がマイクを握り、自治体労働者に限りない連帯と合流を呼びかけた。八尾市は戦々恐々とし、大阪府警公安3課も引きずり出された。5時20分、デモに出発し近鉄八尾駅前からショッピングセンターへ。退勤する市役所職員や買い物の住民がシュプレヒコールやビラに注目し、子どもたちが手を振る。そして夜6時半、プリズムホールに120人が結集し総決起集会がかちとられた。この日の行動は、9・27八尾北医療センター労組大会と10・1住宅明け渡し裁判闘争の勝利を11・7労働者集会1万人の団結に発展させ、国鉄全国運動で戦争と大失業の菅政権を打ち倒そうとの執念で闘いとられた。
総決起集会の基調は八尾北労組の藤木好枝委員長が行った。労組結成以来10年間で2度、八尾北医療センターを売り飛ばす攻撃を打ち破った誇りと自信に満ち、「菅政権は大恐慌による危機ゆえに新成長戦略で、医療・介護、保育・学校、住宅、水道・ゴミ収集など何もかも民営化し、9割非正規化・首切り自由の攻撃に出ている。今こそ八尾北労組を軸に築き上げた地域的団結を武器に、6千万(2千万青年)労働者と結びつく時だ。11・7日比谷、11・10八尾北明け渡し裁判闘争に総決起しよう」と訴えた。
続いて関西労組交流センターの富田益行代表が「10・15関西労働者集会を国鉄1047名解雇撤回・生コンゼネスト報告集会としてかちとろう」と呼びかけた。奈良の教育労働者は、訪米でつかんだ動労千葉労働運動の国際性と講師解雇攻撃との闘いを報告。国鉄全国運動の大きな展望が参加者を奮い立たせた。
これに応え、西郡支部の岡邨洋支部長、辻西幸子書記長と副支部長が「13年にわたる応能応益家賃絶対反対は新自由主義攻撃との最先端の闘い。来年1・28住宅明渡し判決と差し押え控訴審を闘う」と決意表明。守る会は「医療・介護で金もうけするな。八尾自衛隊基地ヘリ墜落事故弾劾、世界の労働者の団結で戦争を止めよう」と訴えた。
関西合同労組の宮本隆男書記長は「10・15集会への青年アピールが発信され、4大産別の労組青年部から次々とアンケートが送られてきている。私は先頭で闘う」と決意を述べた。全国連杉並支部、全学連、自治体労働者の熱い発言が続いた。全てが国鉄全国運動としてつながり、新たな意欲と勇気を生み出した。
最後に、八尾北労組特別執行委の末光道正市議が八尾市の800事業で働く青年労働者と一気に結合できる情勢にあること、八尾北労組の久原正子さんが八尾北明け渡し裁判闘争への決意を述べた。八尾北労組を軸にした地域ソビエトへの展望あふれる10・6行動だった。一切を11月へ! (八尾北労組・A)
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