星野全国再審連絡会議の新事務所オープン!
10月11日午後、東京・新橋で、「星野さんをとり戻そう! 全国再審連絡会議」の事務所開きが行われた。新装なった事務所はこれまでの3倍の広さ。見違えるようにきれいになった事務所に、前日の三里塚闘争に参加した全国の代表も交えて40人が集まった。司会は、再審連絡会議・事務局の神藤猛雄さんがつとめた。共同代表の戸村裕実さんが開会のあいさつに立ち、「新しい酒は新しい革袋に」と三里塚反対同盟の戸村委員長が愛した言葉を引用して、星野文昭同志奪還への新たな決起を訴えた。星野暁子さんが家族のあいさつを行い、「革命の勝利に向かう時には、奇跡のようなことが起こる。それは、地道な努力の積み重ねの上にのみ成立する。攻撃を跳ね返す闘いを進めて、文昭を取り戻そう」と訴えた。その後、共同代表の狩野満男さんの音頭でカンパイした。
革共同の天田三紀夫書記長が祝辞に立ち、「今年4・9情勢下で、国鉄闘争と星野闘争が大きく前進して来た。11・7労働者集会、11・27星野全国集会を成功させ、星野同志を必ず奪還しよう」と決意を語った。
鈴木達夫弁護団長は、「9月30日に、補充書(1)と鑑定書その1を提出した。この二つで、敵を追い詰めている。再審の実現に向けてさらに攻め続ける」と再審報告を行った。都政を革新する会・代表の長谷川英憲さん、全学連の織田陽介委員長も祝辞を述べた。
テーブルの上には、心づくしの料理が並べられている。それを堪能しながら、福島、徳島、岡山、大阪・京滋、茨城、千葉、東京連絡会、杉並、東京東部、東京北部準備会、三多摩、神奈川、埼玉・越谷実行委等が事務所開きを喜び、次々と星野同志奪還に向けて闘う決意を語った。沖縄民権の会、迎賓館・横田爆取裁判闘争被告家族、裁判員制度廃止大運動、百万人署名運動事務局からも祝辞が述べられた。最後に、事務局の金山克巳さんが閉会のあいさつをして終了した。
新事務所を武器に星野闘争を大発展させ、再審無罪・即時釈放へ、全国の闘いを進めよう。(K)
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