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「九州の会」を結成 ”星野暁子さんに会え感動”

20131130a-1.jpg 「いつか必ず九州の皆さんが九州の地で取り戻す会を結成し、共に闘う日がくることを確信していた」(集会への星野さんのメッセージ)という星野さんの訴えに応える日が来ました。
 11月23日、福岡市において星野文昭さんを取り戻す会・九州が結成され、全国で25番目になる会が活動を開始しました。集会には全九州から36人が参加し、星野さんを取り戻す決意を新たにしました。 

 集会は9・8徳島刑務所包囲闘争のDVD上映から始まりました。デモ隊が徳島刑務所正門前で「釜山港へ帰れ」を歌う場面では、星野さんに連帯する気持ちがあふれ出るように会場の参加者が次々と唱和しました。
 集会に寄せられた賛同や連帯のメッセージが紹介されました。星野文昭さんに11点の連帯のイラストを贈ってくれた黒田征太郎さん(デザイナー、北九州市在住)、2人の弁護士が集会に賛同していることが紹介されました。国鉄分割・民営化に反対して解雇撤回を闘う鉄建公団訴訟原告の羽廣憲さんと石崎義範さんの力強いメッセージ、各地の取り戻す会、救う会からの連帯・共闘のメッセージなどが寄せられました。
 集会第1部は、取り戻す会・九州の秋山勝行さんからの提起です。
 秋山さんは星野裁判闘争の出発点に立ち返り、星野有罪・無期の根拠とされている学生(少年を含む)たちの「供述調書、公判証言」を最初から詳細に検討し、特に警察、検察側さらに確定判決が有罪の唯一最大の根拠としている「供述調書」が権力によるデッチあげであることを完璧(かんぺき)に明らかにしました。「つくられた供述調書」、これが星野裁判闘争のキーポイントであり、敵の最大の弱点であることを確信も固く突き出していきました。
 続いて、『序局』第5号で『愛と革命』を紹介している西村豊行さんが、この本が出版されたことの画期的意義とその内容のすばらしさを明らかにしました。
 若い仲間が「2014FumiAkikoカレンダー」を毎日見て文昭さん暁子さんと毎日連帯しようと熱烈に訴えました。
 第2部の柱は星野暁子さんからの訴えです。
 暁子さんは獄中にある文昭さんとの結婚を決意するに至った経過を当初から話し始めました。
 参加者のほとんどすべての人たちは初めて聞く内容でしたが、幾多の困難を越え、39年の獄壁を越えてなお人間としての愛、同志的信頼を形成することが可能であることを目で見、わが耳で聞くことによって、あらためて強い衝撃と感動を受けました。『愛と革命』が真実であることを体の芯でとらえることができました。
 参加者全員が暁子さんと会ってよかった、暁子さんの話を聞くことができてよかったと感じた場面でした。
 続いてカンパの訴えがあり、フリートークが行われました。討論では星野文昭さんにとって「特別の地」である九州においてこそ、強力な支援・連帯の運動をつくっていこうという発言がありました。7月福岡市絵画展で初めて星野文昭さんのことを知ったという若者や青年もいたことから、次は新地域で絵画展を開催しようという声が上がりました。取り戻す会・九州は確実に第一歩を踏み出しました。(I)
 

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