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国鉄闘争全国運動・神奈川の発足集会かちとる

s20101014b.jpg 10月8日、神奈川の闘う仲間と神奈川労組交流センターは、横浜市で「国鉄闘争全国運動・神奈川」発足集会を103名の結集でかちとりました。神奈川交流センター共同代表の開会あいさつに続いて、同事務局長から基調報告が提起されました。神奈川における国鉄闘争全国運動の出発を宣言した6・18集会以降、職場・地域で資本・当局や体制内指導部と闘い、動労千葉を支援する会結成など運動が大きく前進していることを確認し、11・7へ向け人生をかけて闘っていこうと提起。とくに自治労委員長の「賃金シェア」発言に対して、「左派」と思っていた職場の正規職組合員から「自分の給料の一部が非正規の人にいくのはいいことだ」という発言がされたことをあげ、4・9「政治和解」情勢、「新成長戦略」との対決が職場にあることが強調されました。 

 続いて全国運動呼びかけ人である伊藤晃さんの講演を受けました。伊藤さんは「菅政権は本格的な右派政権、中曽根の正統的後継者」と断じ、「1047名問題の和解はこれからの労働政策の基本になる」と警鐘を鳴らしました。そして動労千葉の労働運動について「組合員が共通して感じる怒りや不安」「資本の合理化政策には必ずある矛盾」――この2点で思想と本質を運動の形にした点で戦後にない運動であること、国鉄闘争全国運動はこれを参考して全国に作りだす新しい運動であると、核心を提起されました。
 特別アピールにたった国労闘争団の成田昭雄さんは「国鉄労働者がどれだけ大変な状況にあったかを忘れてはいけない。すべての労働者が1047名である」「理屈をこねるのではなく壁をぶち破って団結しよう。全国運動で労働者が必ず勝てる時代が来る」と檄を飛ばしました。
 動労千葉の川崎昌浩執行委員は「神奈川の闘いには全国が注目している。物販や支援する会の良い点として、職場・地域での一人ひとりの活動が組織化につながっていく」ことをあげ、一層の取り組みを呼びかけました。動労千葉を支援する会事務局長の山本弘行さんは、日航での病欠を理由に指名解雇という攻撃を安全を完全に投げすてるものだと弾劾し、「一から運動を作り出そう」とアピールしました。続いて県内各地で開催された国鉄集会の報告や、職場で支援する会を結成した労働者からの発言、決意表明などのすべてを受けて、司会から「国鉄闘争全国運動・神奈川」の呼びかけ人ならびに要綱が発表され、万雷の拍手で発足が宣言されました。
 最後に、新たに「国鉄全国運動・神奈川」事務局長となった二本柳実さん(神奈川労組交流センター共同代表)から行動方針が提起されました。「戦争・民営化と闘う拠点を作るために全国運動を使おう。相手の職場の状況に真正面から向き合い闘いの展望を語り主体的決起を勝ち取ろう。神奈川県下の労働運動を塗りかえる動労千葉を支援する会300会員の組織化をかちとり、11・7集会へ神奈川から1000名の隊列を登場させよう!」との圧倒的アジテーションで全体が11・7への決意をうち固めました。(神奈川労組交流センター I) 

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