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動労総連合・新潟を結成! JRと関連下請け、正規と非正規が団結

s20150805a-1.JPG 7月30日、新潟の闘う国鉄労働者は、「国鉄新潟動力車労働組合」(略称=動労総連合・新潟)を結成した。当日は、JRと関連下請け、正規と非正規の労働者が結集し、地域の仲間が見守る中で開催された。何よりもこの結成大会は、動労千葉、動労水戸、動労総連合の同志たちの熱い援助で開催された。
 結成大会は、「結成はまだ先のことかと考えていたが、世界情勢がそれを許さない。時代は選択を求めている」という若き国鉄労働者の自信溢れる開会挨拶で始まった。発起人を代表して星野文男さんが、「階級的利害を体現する結集軸を示すために、これまでの団結を失ってでも階級的団結を形成するという大きな飛躍があった。誰もが、自分もあんな風に生きたい、闘いたいと感じるものを体現していく」と力強く語った。

s20150805a-2.JPG 来賓挨拶として新潟地域一般労働組合の鰕名一男委員長が、JP資本による非正規職労働者へのパワハラとの闘いを紹介しながら、「地域の兄弟組合」として闘う決意を明らかにした。次に議事に入り、まず規約を決定し、運動方針と動労総連合への加盟を満場一致で採択した。略称は、動労新潟カクマルの裏切りをのりこえ、新しい時代を切り開く意味で「動労総連合・新潟」とした。そして役員として星野文男委員長、杉野彰書記長を選出した。閉会挨拶では青年が「明日、工場長に結成届けを叩きつける」と語った。最後に、団結がんばろうを三唱し、組合員が満面に笑顔をたたえ、固く腕(かいな)を組んでインターナショナルを斉唱して大会を終了した。
 この結成大会は、“新たな階級闘争の時代が始まった”ことを参加者全員に感じさせるものとなった。結成大会に向かう過程は、国労内や職場で「左」の仮面を剥がされることに恐怖した日本共産党との激しい党派闘争が展開され、これに勝ち抜いて結成された。また、戦争へ突進する安倍への怒りが歴史的な街頭行動となって爆発している中、新潟ではJR東労組、国労の旗が1本も立たないという現実が生まれている。それは、彼らが国鉄分割・民営化に屈服し、今や鉄道輸出と非正規職化を進める安倍を最も支えるJR資本と一体化しつつあるからにほかならない。まさに動労総連合の登場と闘いが決定的となっている。今こそ、全国の職場と地域に動労総連合の旗をなびかせよう。(新潟・増田)

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