6・21 さいたまユニオン 駅の外注化に反対し、行田駅前で街宣
6月21日朝、一般合同労組さいたまユニオンの仲間は、JR行田駅、北鴻巣駅の外注化に反対して緊急行動に決起しました。
行田駅前で駅の利用者である木村洋一書記長が「駅の外注化は安全を破壊し、すべての労働者を非正規職に突き落とす違法行為です!」と訴えると、利用者はつぎつぎと手を出してビラを受け取りました。ある男性は、「JRだけじゃなくて秩父線もどんどん首を切ってるらしいよ。とんでもない世の中だよね」と激励してくれたり、「君たちは全共闘かい? 元気がいいねぇ」と声をかけてくるおじさんもいました。
一時間ほどの街宣で300枚のビラをまき切り、行田駅の改札に外注化の中止を求める申し入れ行動を行いました。改札の労働者はちょうど交代時間で忙いというので、木村書記長は大きな声で申し入れ書を読み上げました。それを駅の労働者は仕事をしながら「よく分かります」と笑いながら聞いていました。利用者も楽しそうに眺めていました。この緊急行動に国労新潟の星野さんからも連帯メッセージが寄せられました。
JR高崎支社は7月1日の行田、北鴻巣駅の外注化を皮切りに、駅の全面外注化に突き進もうとしています。これに対して多くの駅の労働者が自分たちの将来について不安と怒りを持ち始めています。動労連帯高崎以外のすべての組合が外注化に屈服し協力している中で、地域の労働組合が、あくまで反対して闘うことを呼びかけた今回の行動の意味は計り知れないものがあると思います。
当日の抗議行動の動画は動労千葉を支援する会・熊谷のホームページ(http://kumashien.web.fc2.com/)に載っているので、そちらも是非ご覧下さい。(S)
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