8・6ヒロシマ大行動へ職場・街頭で連日の決起
8・6に向かって、広島の労働者、学生は、連日の猛暑の中、安倍打倒のゼネスト情勢を切り開こうと、連続的なデモと街頭宣伝、そして解雇撤回のストに立ちあがっています。
7月29日、広島連帯ユニオン草津病院支部は、真保修一支部書記長の不当解雇阻止のストライキを決行しました。草津病院経営は、7月31日に定年を迎える真保支部書記長に対して、65歳までの再雇用を拒否する不当な解雇攻撃を行ってきました。評価制度絶対反対で闘っていることをもって「D評価」を続け、「低評価が続いた者は再雇用しない」という就業規則の改悪を行って真保書記長の再雇用を拒否してきたのです。労働組合で絶対反対で闘っていることを理由とした不当労働行為そのものです。中山崇志支部委員長へのデッチあげ逮捕・起訴・実刑による解雇に続く組合排除の攻撃です。
草津病院は「命より金もうけ」の新自由主義経営に向かって病棟大再編・外注化・人員削減を進め、過重労働と安全崩壊で職場の怒りは爆発寸前です。だからこそ草津病院はなんとしても労組を一掃し、「無労組経営」へ移行しようと必死なのです。この草津病院経営の攻撃に対する闘いは、国鉄決戦や民主労総の闘いとまったく同じです。そして絶対反対で闘えば必ず組合の団結強化・拡大へと転じるのです。真保書記長が不当解雇を絶対に許さない、ストライキで闘うと怒りの宣言を発すると、職場全体に圧倒的な支持が広がり、この職場全体の支持のもと真保書記長とともに金光組合員が初のストライキに決起しました。まさにゼネスト情勢におけるストです。
スト当日の朝、病院門前には、広島連帯ユニオン各支部組合員、高陽第一診療所労組、動労西日本、岡山大学医学部職員組合、広大自治会、全学連等約30人が結集しました。病院へのスト通告後、晴れやかな表情で正門前に出てきた2人を全員が大きな拍手で迎え、スト突入集会を行いました。2人のアピールと、広島連帯ユニオンの鈴木範雄委員長、中山支部委員長の報告と決意に続き、共闘の労働組合、8・6先遣隊で来ていた斉藤郁真全学連委員長らから続々と連帯のアビールが行われ、病院内の職員・患者・地域住民、そして草津病院前を走るJRの労働者や乗客からも注目を集めました。全国の医療福祉労働者からのメッセージも届けられました。
7・29草津病院ストは、「街」への不当弾圧に対する怒りの反撃としても闘い抜かれました。何よりも動労総連合を全国に建設する闘いと一体でゼネスト実現の拠点を自らの職場・地域につくり出す闘いとして貫徹されました。そしてこの草津病院スト決起こそ、8・6ヒロシマ大行動への最大の檄です。
●8・6大結集を訴えて市内デモ
8月1日、8・6ヒロシマ大行動実行委員会は、戦争法案阻止・安倍打倒の8・6へと訴えて、原爆ドーム前から市内デモを行いました。広島連帯ユニオン、斉藤全学連委員長らの迫力あるコールで盛り上がり、沿道から激励のこぶしが次々上がりました。一方で、日に日に高まる労働者人民の戦争法案と安倍への怒りの中で、櫻井よしこら極右連中は「勢い」を失っています。8・6ヒロシマの大高揚で櫻井らにとどめを!
8月6日午前7時、原爆ドーム前に集まり、被爆者の怒りと無念をわがものとし、8時15分黙祷から怒りの安倍打倒デモへ! 二度と戦争を許さない、ヒロシマを繰り返さない、戦後70年の階級的誓いを安倍打倒として貫徹しよう。全国からの総結集を訴えます。(革共同広島県委員会)
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