『最前線』ダイジェスト復刻版ついに発刊!
11・7労働者総決起集会まであと一週間を切った。この決定的情勢を前に、労働者の結集をかちとるための画期的な武器が登場した! それは、『最前線』ダイジェスト復刻版だ。本書には、70年安保・沖縄決戦における反戦派労働者の闘いが全誌面にわたって、実に生き生きと躍動的にえがかれている。70年決戦を闘った青年労働者たちは、職場と街頭を一体で闘う渦中で、『前進』とともに、この『最前線』をむさぼり読んだ。マルクス主義の旗の下に、巨万の青年労働者が決起し、革命の現実性を切り開くことが必ずやできると確信できる一冊だ。
70年決戦とは、反戦青年委員会・全学連に労働者・学生が万余の規模で結集し、日帝国家権力と激突してはじめて独自に情勢を切り拓いた偉大な闘いだ。膨大な労働者・学生が、マルクス主義で武装し、工場・産別・経営における職場細胞建設を基礎にして闘い、街頭における反戦政治闘争と結合することによってきわめて巨大な闘いとして実現された。この闘いを最先頭で担い、牽引したのは、逮捕・処分も恐れず生死を賭け革命を決意したマル青労同・マル学同に結集した同志たちであった。70年決戦は、62年3全総、66年3回大会が切り拓いた路線のもと、若くみずみずしい党と労働者階級が一体となって職場・街頭で熾烈に闘いぬいた最高の到達地平だ。この闘いは、対カクマル戦に勝利し、現在、動労千葉労働運動、新生マル青労同の闘いにガッチリと受け継がれている。
『最前線』ダイジェスト復刻版は、当時マルクス主義青年労働者同盟中央機関誌として発行されていた『最前線』の最も読まれていた85から88号までの4冊分634ページ分(写真右)の論文を厳選し、3分の1の分量に圧縮し、200ページ分におさめた。本書には、できるだけ読みやすくするために、用語解説、解題、注釈、年表もふんだんにもりこまれている。表紙や写真、構成も当時のデティールが活かされ、当時70年決戦を闘った仲間にも感動を与えるはずだ。
――70年決戦が切り拓いた巨大な地平を、今現場で闘う青年労働者に一人でも多く伝えたい。この一心で、前進社出版部は、一生懸命つくりました。若き青年労働者も、『最前線』ダイジェスト復刻版を読めば、勇気100倍! 職場での体制内執行部との闘い、青年労働者の獲得に向けて、力がみなぎっていくはずだ。『最前線』ダイジェスト復刻版は、11月集会に結集に向けて大きな力を発揮するはずだ。ぜひ手にとって、一読してください。(前進社出版部・M)
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