1. HOME
  2. ブログ
  3. 星野全国総会第2日、「3年で星野さんを取り戻す闘いを!」

星野全国総会第2日、「3年で星野さんを取り戻す闘いを!」

s20110626a-1.jpg 「星野さんをとり戻そう!全国再審連絡会議」の2011年全国総会2日目が6月25日、前日に続き港勤労福祉会館で開かれた。「総括と運動方針」案提起の後、充実した討論が行われ、今後1年間の闘いの方向が明確に確認された。第1日目に星野暁子さんから紹介された「あと2、3年で自分は出るつもりで頑張っている」という星野文昭同志の決意を全参加者が正面から受けとめ、本当にこれに応えるために何をなすべきかという観点で真剣に星野再審闘争、星野奪還闘争を闘い抜く決意を固めあった。 

s20110626a-2.jpg 前日には福島・取り戻す会とみやぎ・救う会の被災地からの報告、新たに3人が加わり6人の体制になった弁護団各氏からの報告などを受けた。
 事務局から「総括と運動方針」案が提起された。大震災と原発事故という激しい情勢、6・5国鉄闘争全国運動、6・11反原発全国100万人行動、そして6・19怒りのフクシマ大行動に全国再審連絡会議も全力で参加したこと、これらの闘いは星野さんを本当にとり戻す情勢が来たことを表していること、星野さんが3・11情勢下で労働者階級人民と一体となって闘い抜いていることを確認した。
 闘いの課題として、①反原発・反失業を全力で闘い、労働者階級の広大な怒りと結びつこう、②11月全国労働者集会に大結集し、労働者の闘いを基軸に、あらゆる人たちの中へ星野救援、奪還闘争を拡大し、11・27全国集会をかちとろう、③7月訪米-国際連帯を成功させよう、④再審闘争を戦闘的に打ち抜き、再審開始・即時釈放をかちとろう、⑤獄中弾圧打ち破り、星野文昭さん・家族との団結を強化しよう、自由な友人面会をかちとろう、の5点を提起し、「今こそ私たちは、力を合わせ、声をあげ、行動を起こし、組織と運動を全力で拡大し、星野さんをとり戻すために闘おう。11・27全国集会を大成功させよう」と結んだ。
 これを受けて全国各地のとり戻す会・救う会から、活動報告と活発な意見が次々と表明された。3・11情勢のもとで、s20110626a-3.jpg星野同志が全国の労働者階級人民の先頭に立って闘っていること、この不屈の星野同志の「2、3年で出るつもり」という決意を本当にわがものとして、その実現をかちとることはどういうことか、共通の問題意識で討論に参加した。反原発・反失業の闘いの先頭に立って闘うこと、それと星野奪還を結びつけて闘うこと、刑務所に対する抗議や再審学習会を広範に組織することなどの決意が語られた。
 討論を受けて、星野暁子さんが「文昭の提起を力強く受けとめてもらった。希望を失わず、仲間を信じ未来を信じる生き方は必ず伝わる」と闘いの展望を力を込めて語った。
 最後に共同代表の留任が確認され、代表して平良修さんが、「あと3年間で星野さんを取り戻すために何をすべきか、責任を持って取り組もう」と決意を込めて呼びかけた。団結ガンバローを三唱し、全参加者は改めて奮い立つ思いでそれぞれの闘いの場に戻って行った。(高) 

  • コメント ( 0 )

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。

関連記事

アーカイブ

月を選択