9・25反原発・反失業岡山労働者集会の報告
国鉄闘争全国運動・岡山は、9月25日(日)岡山市内において、反原発・反失業をメインスローガンに、街頭リレートーク・デモ行進・集会を行いました。リレートークはJR岡山駅前で行い、岡山県内の労働組合の仲間が次々に発言し、「原発いらない、今すぐなくそう」と訴えました。NAZEN署名をも呼びかけ、たくさんの方に署名していただきました。
リレートークの後は、岡山駅前商店街とJR岡山駅構内を通るデモ行進に出発。途中、JR西日本岡山支社と本社から管理職が登場。動労西日本副委員長の元職場へデモということで、JR当局は相当びびっていた様子です。私たちは、「原発いらない」「再稼働反対」「解雇撤回」「職場に戻せ」と断固デモを貫徹しました。
デモの後、場所を移動して集会を開催しました。集会には30名が結集。国鉄闘争全国運動の呼びかけ人である大野義文さん(元安芸労働基準監督署長)に講演をしていただき、さまざまな新聞記事をとりあげながら、反原発・反失業、労働組合の力が重要ということを話していただきました。岡山県労働組合交流センターの代表が基調を行い、労働組合をよみがえらせて、全原発廃止をかちとり、11・6全国労働者総決起集会を成功させよう! と確認されました。
続いて、福島県から避難してこられている方が発言に立ち、自身の体験・現状、そして原発を廃止させようと訴えられました。全国各地に放射能汚染が広がっていますが、福島から遠く離れた汚染地域でも、すべて原因は福島第一原発だとされている現実。そしてフクシマの人たちを差別し、放射能による被曝だけでなく、精神的にも追い詰めている。真実を知ってほしい。政府や御用学者はもう信用できない。集会参加の全員が真剣に聞いて、質問も出されていました。
後半は決意表明です。地元岡山から、動労西日本、自治労倉敷、全逓、岡山マスカットユニオン、子ども未来愛ネットワーク、岡山星野文昭さんを救う会、岡山大学全学連、とそれぞれの方から熱い思いが語られました。集会のまとめとして、10・8中四国青年労働者集会と11・6全国労働者総決起集会に参加し、NAZEN署名を集めようとの行動方針が提起されました。最後に団結ガンバローで集会を締めくくりました。(動労西日本副委員長 山田和広)
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