被災地で反原発・反失業の青年労働者集会開催
9月23日、仙台市で「青年の力で原発なくせ! 非正規なくせ! 首切りなくせ!」東北青年労働者集会が行われ、40人が参加。基調提起にみやぎ連帯ユニオンの仲間が立ちました。
「原発なんてはじめから一基も作ってはならなかったし、労働者は労働組合のもとに団結してなんとしても国や資本家たちをとめなければならなかった。ですが過去は過去。未来はこれからです。今とめることは可能です」「労働者は団結して闘えば、この社会いくらだっていいように変えることができる」
解雇撤回の闘いを地域、全国の仲間たちと団結を拡大させて闘ってきた実践が、提起の一言ひとことに説得力と魂を吹き込む堂々たるアピールに、会場全体が大高揚。福島の仲間は、「フクシマの怒りは、確実に闘いを作り出している。元に戻させるよう、声を上げていく」と渾身の訴え。現地救援対策本部の仲間は、日本経団連の「復興・創生マスタープラン」を徹底批判し、「反原発の闘いと反失業の闘いが新しい社会を建設する力だ」と提起。
その後の発言では、「自分の職場で一歩踏み出しビラまきした」「職場の仲間とともに雇い止めに声を上げた」「隣の労働者が原発推進派だった。闘う労働組合づくりと反原発は一体だ」「繁忙期のみの雇用、安全切り捨てで儲ける派遣労働は原発労働と同じ。もっと怒ろう」「営業ノルマの達成度に応じて行われる郵政の正規職登用は、おかしい」「暴力を振るう上司に怒りをぶつけるため、労組に入って訴えた」などと、闘いの総括、教訓が次々に出されました。最後に「11月6日は日比谷と手帳に書いた」という訴えに共感して、手帳に記す姿が多々見られました。(宮城・T)
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