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関西青年労働者集会  職場の力強い闘いの報告次々 御堂筋デモに圧倒的注目

20170601a-1.JPG 5月28日、炎天下の大阪市内の靭(うつぼ)公園で、関西青年労働者集会が行われました。
 まず、全国水平同盟西郡支部の佃青年部長が住宅闘争の苦闘と勝利の地平をかみ締めて司会に立ち、開会を宣言しました。大阪市職の青年が基調報告に立ちました。「全世界がゼネスト情勢です。絶対反対の旗が労働者の結集軸になり、労働組合の闘いが地域全体の決起を呼び起こしています!」「今日の青年集会は実行委員会の団結の結晶です。職場を超えて闘う労働組合をよみがえらせる為の苦闘を共有し、職場に駆けつけあってともに拠点建設の前進をかちとってきた。われわれ青年の団結の中にこそ、戦争と解雇の社会を根本的に変える力があることをつかんできた」と実行委員会の闘いを総括し、ゼネストを最先頭で組織する部隊となることを宣言しました。

20170601a-2.JPG その上で「関西合同労組への弾圧は絶対許せない! 安倍政権の恐怖の現れであり共謀罪そのものだ!」と総力で奪還することを確認しました。
 続く学生からの連帯あいさつでは、京大同学会選挙への決意が語られました。沖縄報告では、全国金属機械労組港合同の昌一金属支部の青年から3日間の集会やデモで全国の青年の労働運動にかける熱気と労働組合の大切さを学んだことが語られました。
 その後、二つのテーマでの発言がありました。一つ目は「労働組合が地域の結集軸になる」です。奈良市従の青年は「当局は5月1日に民間委託を強行し、現場の仲間を不当配転した。許せない! しかし絶対反対で闘っているからこそ、闘いは終わるどころか新たな出発点となった」「自治体労働者は本来、住民とともに生きていくための仕事をしている。ストライキで闘えば団結は必ず拡大する」と提起しました。
 高槻医療福祉労組の青年からは、昨年のストライキをめぐる攻防と、団結の印として職場でリボン運動が拡大したこと、さらなる飛躍をかけて、執行委員会で議論して狭山集会への参加を訴えたという発言がありました。
 京都府職労舞鶴支部の仲間は高浜原発再稼働を徹底弾劾し「原発直近の地元から、原発絶対反対を訴えてきた」「2・26舞鶴大行動に向けては、JR東舞鶴駅近くの大型商業施設らぽーるを中心に連日の街頭宣伝を行い、舞鶴・高浜地域でビラを配付し、地域住民など500人がその集会に大結集した」と報告した。その核心は「自治体労働者が被曝労働拒否を鮮明にし、原子力災害の動員に対して拒否を貫くこと」と宣言しました。
 二つ目のテーマは「労働組合の力で職場をまわし戦争をとめる」です。全日本建設運輸連帯労組関西生コン支部の青年女性部からは、共謀罪の国会成立を阻止するため2時間のストライキで闘ったことやトラック支部のストライキの闘い、生理休暇取得の実践が報告されました。
 八尾北医療センター労組からは、自分自身がケガをしたときに組合の団結を最も実感したからこそ、八尾北と西郡の団結の先頭に立ちたいという、感動的な発言でした。
 港合同昌一金属支部の青年は、自分自身が葛藤しながら執行部として組合全体を牽引(けんいん)してきた春闘の報告をしました。「自主生産で職場を守ってきた」「戦争に反対し、賃下げや解雇と闘い、倒産・破産には労働組合が自らの力で職場を守っていく、こういう労働組合が存在している限り、戦争は止められる」とつかんだ確信を語りました。
 特別報告に立った動労西日本の山田和広書記長は、動労総連合青年部結成から6・11国鉄闘争全国集会に結集しようと訴えました。
 まとめと団結がんばろうを大阪市教職員組合の仲間がやり、参加した110人の仲間で青空に向かってインターナショナルを歌いました。
 大阪市の中心部、御堂筋のデモに出発しました。太鼓が鳴り響く迫力満天のデモは、圧倒的な注目でした! 暑く長いデモだったけれど、行き交う若者や家族連れも多く、飛び入り参加もあって楽しかったです。

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