八尾北医療センター明け渡し裁判、全面勝利判決もぎとる!
「原告の請求を棄却する。訴訟費用は原告の負担とする」。5月24日、大阪地裁202大法廷で、民事12部・髙橋文淸裁判官ははっきりした声で判決主文を読み上げた。一瞬の沈黙の後、大法廷を埋めつくす傍聴団から喜びが一気に爆発する。「勝った、勝った!」「やったー」「団結の勝利だ」と歓声が上がり、拍手がわき起こった。手を取り合い、抱き合い、涙ぐむ人も。口々に喜びの声が飛びかった。
八尾北医療センター明け渡し弾劾裁判闘争は、1年半の闘いを通して、裁判所をしてついに原告・八尾市の八尾北明け渡し請求を棄却させ、八尾北労組・西郡支部、八尾北命と健康を守る会、すべての労働者の全面勝訴を勝ちとった。
大法廷を埋め尽くした傍聴団は、弁護士会館で勝利報告会を行った。藤木好枝八尾北労組委員長は、「私らの力が前進し、団結の力が八尾市をうち破った」「地区協をぶっ飛ばし、われわれが主流派となってムラと地域と八尾市の労働者と結びつき、西郡の更地化をぶち破り、橋下打倒へ、新しい闘いの出発です。勝てる時代が来た」と勝利感に溢れて話した。弁護団、八尾北労組員、支部員、守る会の住民一人ひとりが喜びと決意を語った。団結は固まり、1~4月決戦に続く新しい勝利の一歩が踏み出された。この勝利をテコに6・10国鉄大集会の大成功へ突き進もう。(八尾北・A)
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