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動労神奈川 解雇撤回へ方針確立 青年の力で大会かちとる

20160616a-1.jpg 5月28日、動労神奈川は青年労働者の力で感動的な第2回大会をかちとりました。波乱に満ちたこの1年を総括するとともに、安全崩壊のJR体制と対決し、労働法制改悪と戦争に立ち向かう中で、時廣慎一組合員の解雇撤回をかちとる運動方針を決定しました。
 中村幸夫委員長があいさつに立ち、青年労働者の決起への確信に満ちて次のように訴えました。

 「昨年2月の結成から1年間、大変な試練の連続でした。結成直後の桑原豪臣組合員への雇い止め解雇は、県内外の支援とストライキの力で撤回させました。上野東京ライン開業による労働強化で、小田原の仲間が仕事中に連続的に倒れる労働災害に対しては、増員要求で闘いました。今年の1〜3月は時廣組合員の解雇撤回の春闘として、団交と小田原駅前街頭宣伝、集会・デモを連続的に闘いました。しかし、会社側は時廣組合員が就労の意思を表明していることから逃げ回り、『本人意志を尊重した』と解雇を居直っています。会社は動労千葉派の闘う労働組合を恐れています。増員要求と不当労働行為根絶の闘いを強めます。安倍の正社員ゼロ・非正規職化の攻撃と闘います。2千万の非正規職労働者こそ、新しい社会をつくる主人公です。小田原で、全県下で、青年労働者と団結して組織拡大に挑みます。動労神奈川支援共闘の取り組みの強化を、よろしくお願いします」
 動労総連合を代表してあいさつした動労千葉の繁沢敬一副委員長は、千葉鉄道サービスの就業規則改悪を阻止した快挙について報告し、「全産業で非正規労働者の決戦課題を闘おう。6・5国鉄集会を新たな国鉄闘争の出発点にしよう」と動労神奈川を激励しました。
 動労西日本の山田和広書記長は、「動労神奈川の時廣組合員、動労総連合・新潟の八代和幸組合員、私の3人の解雇撤回闘争をひとつにし、第2の分割・民営化攻撃粉砕の中心課題にしよう」と青年労働者の団結強化を訴えました。
 国鉄1047名解雇撤回闘争を闘う成田昭雄さんは、「解雇撤回の原則を曲げずに闘い続ければ必ず勝利は開かれる」と、30年の闘いの重みを込めて発言しました。
 時廣組合員が経過を報告し、桑原組合員が情勢を提起、中村委員長が運動方針を提案し、活発な討議が行われました。運動方針を採択、スト権を確立し、中村委員長、桑原副委員長、時廣書記長の新たな役員体制を打ち立てました。
 神奈川労組交流センターを先頭に結成された動労神奈川支援共闘の総会と神奈川労働学校が大会と同日に行われ、ひとつのものとして成功しました。動労連帯高崎の拠点の籠原と動労神奈川の拠点の小田原は列車の始点と終点にあり、それを結ぶ首都・東京に動労東京が結成されました。動労総連合の団結で首都圏の鉄道輸送動脈を奪還し、動労千葉を先頭に新たな国鉄闘争を切り開きましょう。 (神奈川 B)

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