９・９オスプレイ配備反対の沖縄県民大会へ！

　台風１１号のため延期となっていた「オスプレイ配備に反対する沖縄県民大会」が、９月９日午前１１時、宜野湾海浜公園多目的ひろばで開催されることが、８月１０日の実行委員会で正式に決定しました。「過去最大規模」の県民大会の成功へ、全国の仲間がともに決起することを呼びかけます！　すでに岩国基地に搬入されたオスプレイの飛行訓練から普天間基地の配備へと、日米両政府の猿芝居が演じられています。森本防衛相は自らのオスプレイ試乗で「快適」「安全」「騒音も問題なし」と言い放っています。しかし海兵隊は、オスプレイの中・小規模の事故率は平均を上回るというデータを公表しました。この「ウソとダマシ」の構造は、原発事故と同じです。 

　８年前の沖国大へのヘリ墜落への怒りが甦ります。あるいは、５３年前の宮森小学校へのジェット機墜落に対する怒りと悲しみを、半世紀を経て語り始めた体験者が現れています。０７年の教科書検定問題の時に、それまで心の中に秘めてきたいわゆる「集団自決」の体験を始めて語り始めた人たちが現れたように、「基地の島」に刻み込まれた深い怒りが吹き出し、それが青年労働者や学生、高校生に受け継がれようとしています。
　さらに今回の県民大会は、９５年１０・２１の１０万人決起以来、基地包囲行動や県民大会を「自主参加」としてきた全駐労が組織参加を決定しています。そして７・１３の第一波ストライキに続き、第二波ストライキに向けての職場懇談会が積み重ねられています。「基地労働者が動くときに、沖縄の労働運動が動く」――「３・１１」下の新たな沖縄闘争が大きなうねりをもって開始されました。
　８・６―８・９―８・１５の勝利から９・９沖縄県民大会へ！　そしてすべての力で１０・１ＪＲ外注化阻止決戦の歴史的勝利を闘い取ろう！（沖縄県委員会）

オスプレイ配備に反対する沖縄県民大会
日時　９月９日（日）　午前１１時から（※午前１０時からアトラクション）
場所　宜野湾市海浜公園多目的ひろば
主催　オスプレイ配備に反対する沖縄県民大会実行委員会