緊急声明:米兵による暴行事件を許さない! すべての米軍基地撤去へ労働組合が最先頭で決起しよう!
10月16日に沖縄本島中部において、帰宅途中の20代の女性が2人の米海軍兵に襲われるという絶対に許すことのできない事件が発生した。この2人は補給業務の支援として嘉手納基地に14日から16日の予定で厚木基地から来沖し、事件を起こした当日にグアムへ向かう予定だったという。沖縄ではこの8月にも那覇市内で米海兵隊員が同じような事件を起こしたばかりだ。
「危険なオスプレイが縦横無尽に空を飛んで、危険な米兵が地上にうようよしているのが今の沖縄の姿」――この怒りの声が今、沖縄に充満している。10月1日に普天間基地への配備が強行されたオスプレイが、連日の試験飛行で沖縄の空をわがもの顔で蹂躙している中での今回の事件だ。これが、新自由主義が沖縄に押しつけている現実だ。
11月には、米軍と自衛隊が共同で離島奪還訓練を沖縄(渡名喜村入砂島)で強行しようとしている。米日帝国主義の対中国対決=侵略戦争攻撃下で沖縄はすでに戦場そのものだ。
誰もが1995年の少女暴行事件の時と同じ衝撃を受けている。「綱紀粛正」「再発防止」――この空疎な言葉が沖縄で一体何回繰り返されてきたのか。結局、「また同じような事件を米兵は起こしますよ」という開き直りの言葉でしかない! 実際、何度同じような事件が引き起こされてきたのか。そしてどれだけの屈辱を私たちは強いられてきたのか。女性の「許しません」という言葉は140万県民の怒りであり決意だ。そうだ、絶対に許してはならない!
9・9県民大会を引き継ぎ何度でも県民大会を開いて怒りの声を上げ、日米両政府に沖縄のなんたるかを思い知らせるときだ。今こそ労働組合が不退転の決意で、140万県民の「いのちを守る闘い」の先頭で立ち上がり「基地のない平和で豊かな沖縄」を実現しよう! 11・4日比谷野音での労働者総決起集会に「革命の火薬庫」=沖縄からの怒りの総結集を! そして新自由主義へのフクシマの怒り、全世界の労働者階級の怒りと一つにつながろう。新自由主義と闘う労働組合の力で沖縄の米軍基地を撤去し、日米安保を粉砕するまで徹底的に闘おう!(革共同沖縄県委員会)
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