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2・5町田駅「安倍政権を倒そう!」非正規の青年労働者が怒りのアピール

s20140206a-1.JPG 2月5日正午、JR町田駅前デッキに鈴木たつおのピンクののぼり、5本のスローガンののぼりが寒風にはためく。町田市は鈴木たつお候補の地元だ。「私はこの町田市民、約30年です。地元から立候補しました弁護士の鈴木たつおです」と語り始めた鈴木たつお候補は、「まず第一に人を人とも思わない安倍政治を1千万都民の声で断ち切ろうと訴えたい。今年4月には消費税が8%に、来年10月には10%に上がる。しかも消費税は上げておいて法人税、企業にかかる税金は10%下げるんです。消費税が上がると中小零細企業は倒産が続出する。大企業だけが生き残る。安倍首相は世界で一番、企業が金儲けのしやすい東京にすると言っている。大企業の利益だけを考えている悪政だ」と怒りを込めて断言。さらに、特定秘密保護法を肯定し安倍の戦争政治の先兵となって「国営放送」の道を進もうとする、NHK籾井新会長を弾劾した。

s20140206a-2.JPG 「二番目は、今の労働者が置かれているとてつもない現状です。6千万労働者の40%が非正規、中曽根の国鉄分割・民営化に始まり、小泉がやった郵政民営化、そして労働者を虫けらのように扱っている安倍の悪政! この社会を動かしているのは労働者だ! 安倍首相は労働者同士を競争させ、バラバラにして戦争にもっていこうとしている。労働者を踏みにじる、戦争に向かう最大の口実がオリンピックだ!」と大嘘で呼び込み、福島の原発事故をなかったことにして原発再稼働を狙い、福島を切り捨てるオリンピックを弾劾した。さらに教育、医療・福祉をも金儲けの手段にする民営化、オリンピックへの5千億とも1兆円とも言われる都税の注ぎ込み…、「この悪政の根本的な転換を図らなければならない。2月9日、絶対的に私を支持していただきたい」と結んだ。
 この力強い訴えを受けて選挙スタッフが呼びかけた。「皆さん、日本を変える流れが出てきたと思いませんか? 皆さん自身が変える、鈴木たつおと一緒に変える。この選挙を労働者が胸を張って生きられる世界をつくる出発点にしたいんです!」
 沖縄から鈴木たつお候補の応援にかけつけた青年労働者、富田晋さんがマイクを握った。
 「私はコールセンターで働く非正規労働者です。99%が契約社員の職場で2年前に労働組合をつくりました。辺野古の新基地建設を、船の免許を取って海に出て止めてきました。1月19日の名護市長選挙では1万9839票で基地反対の市長が勝ちました。安倍は名護市民に1061億円を差し上げましょう、基地賛成の候補者を勝たせてくださいと言ってきました。これを私たち名護市民は蹴ったんです。振興策の結果は何か。ブラック企業ばかりを誘致し若い人を過労死するまで働かせる。国道を走れば『過労運転をやめましょう』と電光掲示板が出ている。沖縄県では5割を超える人が非正規です。振興策もオリンピックも結局、1%の人間が生き残るために俺たち99%を食いものにする政策だと気づいたんです。こんな腐った社会は終わらせる。そのためにまず安倍を倒しましょう。基地建設を止める、戦争を止める、原発を止める、オリンピックは返上だという鈴木たつお候補とともに世界を変えましょう!」
 選挙ボランティアの女性も「私はまだ20歳なんですがアルバイトやパートしかしたことがありません。今の若者は仕事を探してもそういう仕事しかないんですね。でもこんな仕事ずっとしてて暮らしていけますか? 子どもも生みたい、結婚もしたい。でもこんな普通の幸せが手に入らなくなっています。原発の再稼働とか、子どもを生んでも安心して育てられるんでしょうか? そんな不安がいつもつきまといます。こんな社会はおかしい。人の命、人の心よりも金が優先される、こんな社会はおかしい。だから変えたいと思っています。どうにかしたい。でも黙っていても変わらない。だから私は鈴木たつおさんを推している。安倍なんかに気持ちわかるんでしょうか? 生まれた時からお坊ちゃんじゃないですか。あんな貴族みたいな、王様みたいな人に私たちの生活わかんないですよ。想像もできないですよ。そんなやつに任せてられるかって、私たちの声を届ける時です。一緒に頑張りましょう!」
 青年労働者たちのアピールの迫力に、寒風の中、多くの人びとが足を止めて聴き入った。お隣の相模原市から駆けつけた湘北合同労組の青年労働者がマジック持参で「鈴木さん、僕の携帯にサインしてください」。ピザの宅配店で働いていて解雇され、合同労組に入ったという。「鈴木さんに都知事になってほしい。もう革命しかありません」。まさに、労働者が胸を張って生きられる世界をつくる闘いだ。(M)

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