1. HOME
  2. ブログ
  3. 西郡で全関西狭山集会かちとる

西郡で全関西狭山集会かちとる

20140529b-1.JPG 全関西狭山集会は、5月22日、八尾市西郡第3集会所に全関西から労働者学生住民90人が結集してかちとられた。
 集会は、深町加代子全関西労組交流センター事務局長の主催者あいさつで始まった。
 国賀祥司泉佐野市議は、労働運動路線を貫き千代松市政と対決して勝利した市議選を報告し、自治体労働者、全学連、婦人民主クラブ全国協関西ブロックが連帯のあいさつを行った。

 続いて石川一雄さんのメッセージが読み上げられた。石川さんの国家権力への怒りと袴田事件に続く狭山事件での全証拠開示への闘いの呼びかけに、参加者は全力で応え闘う決意を固めた。
 基調報告は、平沼和典全国水平同盟事務局長が行った。「新自由主義が破綻し、国鉄闘争基軸に10万、20万の労働者の生きさせろの総反乱が始まっている」という時代認識を述べ、「国家総がかりで狭山再審を阻んでいる。しかし石川さんの51年の不屈の闘いが青年の希望の星となっている。差別・分断への怒りを一つにし、星野闘争とともに証拠開示闘争を勝ちとり再審勝利をかちとろう」と呼びかけた。
 続いて基調報告は、「住宅闘争の原点は、奪われてきた者の生きさせろの闘いだ。労働組合を軸にしながら安倍打倒に進む住宅闘争を全国に広げよう」と訴え、1月の反動判決・仮執行宣言と、5月2日の供託者の駐車場への強制執行を怒りを込めて弾劾した。「住宅闘争の団結とは労働者階級の団結だ。労働者階級は一つだ。分断・差別と闘い、自分たちをとりもどそう。非正規職撤廃・労働組合をつくって闘っていこう」と提起した。
 そして7月の全国水平同盟第2回大会の成功に向かって、団結署名で村の中に入っていくことを提起した。「年金、子ども、家族のクビ切り、病気などみんないろんなことを抱えている。これへの怒りを全部一つにして八尾市にぶつけていく」。また「八尾北医療センターつぶしを絶対に許さない! すべての労働者の闘いとして訴えていこう」。さらに「関西合同労組大阪東部支部を中心に無数の労働組合をつくろう」と呼びかけた。
 基調報告を受けて決意表明に移った。最初に供託者が立った。「新自由主義の社会をなくすために闘おう」「駐車場の強制執行を許さない」「私らを虫けらのようにしか思っていない八尾市を許さない」 。一人ひとりの戦闘宣言に参加者は感動の拍手を送った。
 続いて藤木好枝八尾北医療センター労組委員長は、「八尾市に対する抗議闘争の中で市職員も変わってきた。八尾北労組・全水同盟の闘いに勝利の展望があるとつながろうとしている。団結を拡大していく」。関合労大阪東部支部の仲間は「ムラで青年の決起が始まっている。労働組合を組織し、職場で資本と非和解で闘って団結を拡大していく」と決意を述べた。最後に西郡支部書記長の森本政二さんの音頭で「団結がんばろう」を行い集会を終えた。
 集会参加者は、国鉄10万人署名、5・31いわき闘争から6・8国鉄集会に総決起し、この闘いと一体で7月4日住宅裁判、7月の全水同盟第2回大会の成功かちろり、9月西郡住宅闘争勝利全国集会へ決起しいく決意を固めた。
 全国から第2回大会に参加しよう。(U)

  • コメント ( 0 )

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。

関連記事

アーカイブ

月を選択