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法大・武田君への「暴行」デッチあげ裁判控訴審開く

 9月10日、法政大学文化連盟委員長武田雄飛丸君の「暴行」デッチ上げ裁判控訴審第一回公判が開かれました。
 裁判は冒頭、石田亮弁護士、藤田城治弁護士、酒田芳人弁護士による控訴趣意書の陳述から始まりました。陳述で明らかになったことは、武田君による「暴行」の事実など一切ないとともに、法大当局は直接的体験とビデオ映像で得た心証とを渾然一体として証言しており、武田君の「容疑」が検察・警察によってつくりだされたものにすぎないということです。
 一審の不当判決を内容的に完全に打ち破る陳述につづき、武田君本人の控訴趣意書を鈴木達夫弁護士が陳述しました。

 「一審における不当判決に不服があるので、控訴する。原判決は徹底して本件をその背景にある9年に及ぶ法大闘争や、学生対当局の対立構造を無視して」いると述べ、本件弾圧が政治弾圧であり、法大闘争つぶしであることを明らかにすることから始まります。
「本件弾圧は安倍の戦争政治と一体だ」「こうして闘われてきた法大闘争は、田中優子総長の化けの皮を徹底的に剥がし、安倍政権に迎合した大学運営を進める一方、学生運動弾圧に血道をあげる法大当局の在り方を白日の下に晒した。本件はまさにそれに対する反動としてかけられた政治弾圧なのだ」「今や法政大学に象徴される大学の新自由主義化は、国家意思の下で、戦争協力まで行き着こうとしている。『戦争のできる国づくり』へ向け、これまでの一線を超えた攻撃が大学にかけられているのだ」「要するに彼女(田中優子)は学生を新興国並みの雇用と労働条件を甘受する『安価な労働力商品』として育成することで、大学・教育を日本資本主義の救済手段にせよと訴えているのだ。『学生の戦争動員』『大学の戦争協力』とも一体の政策だ」
 弾圧を安倍戦争政治と大学の戦争協力、その先兵としての田中優子体制の実態から説き明かした陳述は法廷を圧倒するものとなりました。
 今回公判をもって控訴審は結審となり、次回12月3日は判決となります。9月国会決戦~今秋決戦の爆発と一体で無罪判決をかちとろう!(首都圏学生・S)

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