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3・13広島春闘行動 非正規なくせ・安倍打倒 勢いあるデモと討論集会

20160317b-1.jpg 3月13日、動労西日本や広島連帯ユニオンが呼びかけて「派遣法廃止・非正規なくせ・大幅賃上げ!改憲・戦争と労働法制改悪の安倍倒せ!3・13広島春闘行動」が行われました。
 午後1時に原爆ドーム前に集合し、動労西日本、広島連帯ユニオン青年部、高陽第一診療所労組がアピールし、広島連帯ユニオン草津病院支部の中山崇志委員長が「街行く青年労働者が希望を持てるような元気なデモをやろう」と気勢を上げて広島の繁華街をデモ行進しました。「生きていける賃金よこせ!」「派遣法廃止、非正規なくせ」「朝鮮戦争絶対反対!」と訴えるデモは圧倒的注目を集めました。

 デモ解散後、広島市内中心部の八丁堀交差点で国鉄新署名と京大スト弾圧の6学生奪還を訴える街頭宣伝を展開。青年労働者が次々とアピールし、署名と6学生奪還のカンパが多数寄せられました。
 デモと街宣をやり抜いたのち春闘討論集会を開催。基調提起を草津病院支部の中山委員長が行い、「戦争か革命かという二者択一のわかりやすい情勢に入った。動労総連合を先頭とした闘いが安倍を追い詰めている。国鉄新署名に全力で取り組もう」と訴えました。さらに、草津病院での過重労働・長時間労働・サービス残業・医療事故などの課題をどう労働運動の闘いにしていくかをめぐり、支部での討論を開始したことを報告し、「団結を固め直して草津病院でこそ労働を奪還する」と決意を述べました。
 討論に入り、最初に自らの職場である印刷事業所の廃止=解雇攻撃と闘う動労西日本の岡崎昭夫執行委員が発言。「組織拡大をするにはどうするか。職場で闘うということだ。解雇・外注化・非正規化と戦争の攻撃に絶対反対のストライキで闘う」と第1波春闘ストに向けた決意を表明しました。高陽第一診療所労組の矢田三恵書記長は、新自由主義に屈し外注化と非正規化で経営を維持しようとする理事会に絶対反対を貫き闘うと報告。広大生協労組は、食堂の外注化による労働強化、労働者の分断、労災激発に対して、現場で労働者と団結して運動をつくる苦闘を具体的に語り、これをめぐって討論になりました。
 教労の仲間は広島・府中町の中学校で起きた生徒の自殺問題について、文科省・教育委員会による教組破壊と分断が原因だと暴露し、これを労働運動の課題とすると提起しました。グループホーム「美泉」での入所者転落死亡事故の責任を青年介護労働者に押し付け、「懲役3年」を強制しようとする美泉資本と国家権力との闘いの報告があり、学校統廃合絶対反対で闘う安芸太田町の仲間が発言しました。
 討論のまとめを広島連帯ユニオンの宮原青年部長が行い、「新自由主義の崩壊が社会の崩壊をもたらし、戦争に突っ込んで行こうとしている。組織拡大の困難はみんなの困難。全体の団結で突破しよう」と述べました。行動方針として、16春闘から5・1メーデーへ、すべてを組織拡大にかけて国鉄新署名を職場・地域で取り組むこと、全学連6学生奪還に全力をあげ、民主労総ゼネストと連帯して朝鮮戦争阻止へ闘うことを確認しました。
 まだ少数とはいえ広島における階級的労働運動の拠点建設に向かって具体的課題を出し合い、共有して団結を固める討議を行ったことは決定的です。最後に「全学連6学生奪還の決議」を採択し、団結がんばろうで締めくくりました。(広島連帯ユニオン・宮原亮)

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