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迎賓館・横田爆取弾圧裁判 3同志ら新たな闘いを宣言 重刑攻撃の最高裁に弾劾行動

20160331e-1.JPG 迎賓館・横田爆取デッチあげ弾圧裁判差し戻し上告審で、最高裁第3小法廷は3月14日、上告棄却決定を強行し、異議申し立てについても23日棄却した。誰が認めるか! 怒りを込め弾劾する。
 安倍政権の戦争と改憲への突進、朝鮮侵略戦争超切迫情勢のもと、上告棄却は新たな重刑攻撃だ。未決で16年も勾留した上に、須賀武敏同志に8年3カ月、十亀弘史、板垣宏同志に4年7カ月もの重刑を科そうとしている。戦争絶対反対を貫き、デッチあげ治安弾圧と不屈・非転向で闘う革命家を、一刻も早く獄に閉じ込めようとする攻撃だ。

 25日、無実の須賀・十亀・板垣同志を先頭に家族、仲間、支援者50人が最高裁弾劾闘争に立ち上がった。最高裁西門で弾劾集会。3同志が燃えるような怒りを表明した。
 須賀同志は「上告棄却決定で最高裁は墓穴を掘った。われわれは、これから完全黙秘・非転向で新たな闘いにうってでる。今日はその戦闘宣言の日だ」と烈々とした決意を表明した。板垣同志は「われわれの存在が国家権力の心胆を寒からしめていると思うと痛快だ。この闘いを継続して必ず無実を明らかにする」と揺るぎない決意を語った。十亀同志は「心の底から怒っている。絶対に許せない。上告棄却はたった1行半で30年の闘いをなきものにしようとしているが、そうはさせない。最後の勝利に向けてともに闘いぬこう」と全身に怒りをたぎらせ、新たな闘いへ決意を表した。
 家族として須賀陽子さんが「新たな重刑攻撃としての8年だが、戦争か革命かの時代の中での8年だ。安倍政権をぶっ倒して、星野文昭さんを始めすべての政治犯を獄中から奪い返す闘いをやろう」と被告団とともに闘いぬく決意を述べた。
 内山成樹弁護人は「被告団も弁護団も意気軒高としている。これからも闘いは続く。最高裁は冷たい表情をしているが、これが司法の現状を象徴する建物となっている。この現状と闘いぬくことが弁護士としての使命。ともに闘っていく」と、静かな口調の中に熱い闘志を燃やした。山本志都弁護人は「無実の人がこれから獄に入らなければならないことに本当に怒っている。最高裁がどういうところかが3・14に決定を出してきたことに表れている。3人とともに心を一つにして闘っていきたい」と述べた。
 続いて、京大反戦バリスト弾圧と完黙・非転向で闘い不起訴で奪還された斎藤郁真全学連委員長が勝利感にあふれ決意を表明した。東京北部ユニオンの組合員、沖縄民権の会の座覇光子さん、革共同の鎌田雅志同志が上告棄却を弾劾し、闘う決意を表明した。
 最後に共同代表の藤井高弘さんが「中曽根は『中核派をぶっつぶす』と叫んだが、斎藤君、森君(森幸一郎全学連書記次長)のような革命を目指す青年たちが生まれている。獄内外一体となって革命をやりぬこう」とまとめ、被告団と熱く握手を交わした。
 最高裁へ怒りのシュプレヒコールをたたきつけて、弾劾行動を締めた。

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