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東三条住宅裁判 追い出し許さぬ Bさんが京都市を弾劾

 8月30日、京都・東三条住宅追い出し裁判第1回控訴審が大阪高裁第11民事部(杉江佳治裁判長)でありました。全国水平同盟の本部や西郡支部、高槻支部の仲間、関西各地の支援者40人が結集しました。
 大阪高裁は、早期結審を狙い、最初からまともな審理をする気はなく、書面審理だけで済まそうとしました。当該のBさんと弁護士を先頭に、意見陳述と京都市住宅管理課の藤田の証人申請を要求しました。住宅管理課は、Bさんが住宅を承継したい旨を伝えているのにきちんと対応せず、Bさんの要望などを「聞いてない」「関係書類は送ったはずだ」と虚偽の調査票を組織ぐるみで作成しました。藤田はその当事者の一人です。

住み慣れた場所に住むのは罪か
 この日の裁判では、藤田のやり方を通じて京都市の〝追い出しありき〟の政策を弾劾し、Bさん以外の住民が「泣く泣く出て行った」実態をあばきました。これは住宅追い出しが地域の更地化攻撃であることを明らかにする糸口となりました。
 しかし、裁判所は藤田の証人申請を却下。Bさんは怒りを込めて意見陳述をかちとりました。
 「住み慣れた場所にただ住みたいだけ。それがなぜ、あたかも罪のようにみなされ『出て行け』と言われなければならないのか」「京都市は都合よく条例を解釈して、私が生きようが死のうが関係ないと宣言し、京都地裁もそれを認めた。絶対に許すことはできない」と弾劾しました。
 そして「今私がここに立って闘うことができるのは、一緒に闘ってくれる家族がそばにいて、全国の各地で私たちを応援してくれる仲間がいるからだ」と住宅追い出し絶対反対に人生をかける決意を裁判所と京都市にたたきつけました。これは、団結の中に生きるBさんが闘いの中でつかんだ答えです。
 Bさんとともに京都市の住宅追い出しと闘う崇仁(すうじん)のAさんの闘いは、京都市と裁判所を追いつめています。裁判所は早期結審を画策し、京都市もこれ以上闘いを拡大させまいと一刻も早く闘いを終わらせようとしています。しかし「絶対反対」の旗が一度立てば、怒りが結集し、闘いは確実に拡大し、更地化攻撃を根底から粉砕できます。
崇仁診療所廃止反対全国署名を
 崇仁では、公設民営化された崇仁診療所の廃止を阻止しようと、水平同盟崇仁支部準備会が定期的に懇談会を開き、反対署名を集めています。診療所の廃止に反対して、新たに水平同盟に加わる住民も出てきました。
 こうした中で、これまで「赤字で病院資本が診療所から撤退しても、民営化されているから市は関係がない」としてきた京都市が、8月18日付の文書で初めて運営責任を認めました。崇仁支部準備会の闘いが京都市のあり方を転換させ、責任を認めさせたのです。この地平は大きい。診療所廃止に反対する署名を全国に拡大しよう!
 東三条と崇仁の人びとは歴史的にも相互に行き来があり、それぞれの闘いが伝わり広がり合う関係にあります。住宅追い出しと闘う東三条のBさんと崇仁のAさんの闘いが、崇仁・東三条を更地化する攻撃を根底から止めようとしています。水平同盟支部建設にも展望が出てきました。
 安倍政権が労働組合の団結、地域の団結を破壊し朝鮮侵略戦争と労働法制大改悪を狙う今、私たちの底力を見せつけ、この社会をひっくり返そう!(京都 朝霧広巳)

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