群馬合同労組 過労死するまで働かせるな 中央タクシー本社に抗議
8月26日、長野県長野市にある中央タクシー本社行動と長野市内デモに立ちました。固定残業代で過労死するまで働かせ、労組つぶしの攻撃をかける中央タクシーは絶対に許せません。
早朝、組合事務所に集まり出発した群馬合同労組組合員と支援共闘会議の仲間12人は、朝の本社門前抗議行動に立ちました。東京から駆けつけてくれた吉崎製作所の会社破産・全員解雇攻撃と闘う東京東部ユニオンの仲間が合流。群馬のみんなは大感激! ありがとう! 朝の門前抗議行動では、多くの労働者がビラを受け取ってくれました。分会員は代わる代わるマイクを握り、普段ぶつけることのできない思いのたけを大音量でぶつけました。宇都宮司社長が出てきましたが、「敷地に入るな」と言うばかりで、うろうろして身の置き場もない。
「こんなひどい会社のことを知らせよう」と中央タクシー分会の仲間が、会社周辺の民家のポストにもビラを入れて回りました。
全員でシュプレヒコールを上げて本社を弾劾してJR長野駅にむかいます。駅前で宣伝行動をしているところに地元長野で闘う千曲ユニオンの仲間も加わって、暑い1日をさらに熱く声をあげました。
11時30分、デモ出発準備の時から大注目。いよいよデモです。宣伝カーから中央タクシーへの弾劾と「みなさん、いっしょに闘いましょう」の声が響き渡りました。喫茶店や美容院から出てきてビラを受け取る人も。善光寺通りで盛んに拍手をする婦人がいました。ビラを受け取りながら「私も組合活動をやっていたのよ。暑いけどがんばってね」との励ましに目頭が熱くなりました。帰りの車中で分会員が「長野の人たちはなんていい人たちだ」と言っていましたが、そのとおりです。また来るぞ! 短い時間の駅頭ビラまきとデモの沿道ビラで400枚ほどのビラが受け取られました。この闘いの息吹の中で合同労組の新たな分会の結成もかちとられました。労働者は闘いを求めています。ここに確信をもって11・6日比谷大結集をかちとるぞ!
この日の行動は、会社に対する勝利の追撃戦の第一歩です。10月3日から群馬県労働委員会での証人尋問が始まります。割増賃金等請求訴訟も間もなく始まります。中央タクシーの労働者のみなさん、すべての労働者のみなさん、群馬合同労組とともに立ち上がりましょう。闘う労働組合をともに取り戻しましょう。(群馬合同労組・田島俊昭)
〔写真〕長野市内デモに大注目。喫茶店や美容院から出てきてビラを受け取り、拍手と励ましの言葉も(8月26日
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