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崇仁住宅控訴審 Aさん、渾身の陳述 共同体破壊の更地化断罪

20161027h-1.JPG 10月21日に大阪高裁第2民事部(田中敦裁判長)で崇仁住宅裁判の第1回口頭弁論がありました。全国水平同盟西郡支部、高槻支部をはじめ関西から多くの仲間が裁判闘争に駆けつけました。
 京都・崇仁支部準備会のAさんは、6月に不当判決を出した京都地裁と京都市を徹底的に弾劾し即時控訴の戦闘宣言を発して、今回の裁判闘争に決起しました。

 裁判闘争は10月2日の崇仁集会を勝利的に牽引(けんいん)したAさんの自信に満ちあふれた闘いとなりました。田中裁判長は早期結審を狙って本人尋問と京都市側の尋問申請を却下しようとしました。Aさんはこの強権的な訴訟指揮をものともせず、意見陳述をかちとりました。
 Aさんは「貧困で学校に満足に通えなかった母は字が読めず、京都市が送ってきた文書の意味もわからなかった。条例を勝手に変えて、同居申請をしないと住宅の承継を認めないという文書だった。京都市は母親に説明をしていない」と弾劾しました。そして「元は戦後の親の代、衣食住を確保する闘いで住宅を建てさせた経緯があり、住宅とそれを中心とする共同体は私たちのものだ。京都市は条例を変えて住めなくする。共同体を破壊する。これが 更地化」と、破綻した新自由主義の攻撃を受けているすべての部落を代表して更地化を断罪しました。
 Aさんの渾身の陳述に傍聴席から大きな拍手と声援がありました。裁判長は声を荒らげて制止にかかりましたが、私たちはビクともしません。裁判長と京都市は完全に追い詰められています。一片の正義性もないことは明らかだから強権的に出ざるを得ないのです。最後にAさんは「もっと団結して、力を大きくして闘って勝利しよう」と締めくくりました。窮追された裁判長は私たちが要求した証人尋問を却下して、次回判決を押し付けてきました。しかし、Aさんを先頭に受けて立ちます。
 裁判後の総括集会(写真)では、「2001年以降、京都市は公営住宅の『不法占有』『家賃滞納』を口実に約400件の提訴を行って追い出しを強行し、公営住宅を解体する更地化攻撃を進めてきました。しかし、崇仁と東三条で絶対反対の旗が立った途端に提訴がピタリと止まりました」と報告がありました。
 水平同盟とともに闘う仲間は強固に団結し、いかなる反動判決にも屈せず前進しています。同じく控訴審闘争を闘う東三条のBさんとの団結もつくり出されています。
  Aさんの闘いは、住宅追い出しをはじめ診療所、市営浴場の廃止という更地化攻撃を阻止しています。更地化は地域の共同体を解体し、自治体業務を民営化し、総非正規職化する攻撃です。絶対反対を堅持し、団結を拡大すれば、ゼネスト情勢を切り開けます。崇仁支部準備会は施設の労働者とともにソビエトの核となる闘いに挑戦しようとしています。それは何よりも朝鮮侵略戦争を阻止する力になります。
  (京都 朝霧広巳)

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