12・12京大闘争打ち抜く 「告示第9号」粉砕 反戦ストライキへ進撃
12月12日正午、京都大同学会の呼びかけでキャンパス集会を、前日の全学連拡大中央委員会の熱気を引き継いで京大生と全国学生でかちとりました。
京大当局は新たな「告示第9号」で「法的措置を含む集会禁止」を通告してきましたが、これを完全粉砕し解放的な集会とデモを貫徹しました。
この日までに集まった4学生への処分撤回署名は8831筆。弾圧のために来た藤田学生課長にその場で署名を提出。許しがたいことに藤田は受け取りを拒否。これに対して集会参加者から弾劾の嵐がたたきつけられました。
集会では作部羊平同学会委員長がアピール。「韓国・民主労総の闘いで『私たちに社会を止める力がある』ことを見た人たちが、チェスンシルゲートをきっかけにして行動を開始した。そして今の政治をひっくり返す革命を目指して闘っています」「安倍とパククネは軍事協定(GSOMIA)を締結しました。戦争を準備し始めたわけです。戦争によって革命のうねりをたたきつぶそうとしている。韓国のような闘いを昨年以上のストライキを打ち抜こう!」
さらに京大生が続々と発言。「大学が学生の権利をことごとく破壊し、それに僕らが抗議していく。署名を集めて提出しても大学は一切無視して誰が集会に参加しているのかを撮っている。この大学のあり方に抗議していきたい」(4回生)
集会後、京大を包囲するデモを打ち抜き、夕方は三条河原で労働者とともに集会と市内デモを打ち抜きました。
三条河原集会では赤嶺知晃沖縄大自治会委員長が「『オール沖縄』の翁長知事は高江ヘリパッド建設を容認しました。僕の住む浦添市への那覇軍港移設も容認しました。本当に許せない。今こそ韓国に続いて、あらゆる職場やキャンパスで『おかしいことにおかしい』と言って立ち上がる。そこに社会を変え、基地をなくす力があると思っています」とアピール。
集会後の市内デモは大注目で、続々と飛び入り参加も出まれました。
●17年決戦へ!全学連拡大中央委かちとる
12月11日、全学連は京都市内で拡大中央委員会を開催し京大生を先頭に2桁の初参加者が結集し大成功をおさめました。
議案は「韓国で始まった革命情勢」と「京大決戦の切り開いた地平」を柱に提起されました。「韓国で巻き起こる闘いが『革命』なのは規模が『21世紀最大』だからではない。指導部層が『資本主義社会の変革』」を求め、『社会の主人公は労働者だ』と訴え、それが全人民の信頼を得ていることにある」ととらえ、さらに京大情勢を「『告示』による『全学生への全面的規制』は京大当局の支配プランの破綻であり敗北である」と明らかにさせました。
そして来年4月新歓での京大キャンパス大集会方針を打ち出し、全学連の変革と飛躍をかけて全国大学反戦ストライキに挑戦しようと呼びかけられました。
2016年決戦の総括から、「ロシア革命100年」の2017年決戦へ!(全学連・U)
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