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動労福島 3月3日 郡山総合車両センターでスト

20170306a-1.JPG 動労福島は、「JR全面外注化阻止!常磐線小高-浪江間開通阻止!大幅賃上げ」を掲げ、3月3日、郡山総合車両センターで半日ストライキを打ち抜きました。
 正門前で正午から始まったストライキ突入集会では、動労福島宮城県支部の組合員から「低賃金と労働条件改善のために動労福島宮城県支部をつくった。もう我慢するのはやめよう。腐った幹部をぶっ飛ばして会社の性根を叩き直そう」と訴えた。同じく組合員から「JRはふざけたことに、3・11の日に、ボウリング大会をぶつけてきた。管理者は現場労働者の苦しみをわかろうともしないし、問題が起きると現場に丸投げするのは許せない」。郵政労働者は「郡山総合車両センターから出た電車の故障が多いのは、労働者のせいではなく会社のせいだ。JP労組も上が腐っているから闘わない。東労組も同じ」と。

20170306a-2.JPG 全金本山労組の鈴木委員長から「本山資本との長年の闘いに完全勝利した。退職して自由の身になったが、安倍を倒すために全国駆け回る」など、戦闘的発言が、昼休みの工場内に響き渡りました。
 その後、仙台に移動し、16時からJR仙台支社前抗議行動を行いました。動労福島宮城県支部の金子委員長が「外注化は車両の安全破壊であり、外注会社労働者の賃金破壊だ。動労福島のストライキはJR労働者の心の声だ」と。同じく組合員は「3・4ダイ改で労働強化が進む。JRの3400億円の利益の一方で、労働者は10万円台の賃金でこき使われている。放射能のことを隠し労働者に被曝を強制しているJRは許せない」。
20170306a-3.JPG 1047名解雇撤回を闘い続ける小玉さんは「JR東日本の清野会長は東北大学の経営協議会に入り、非正規労働者3400人の雇止めをやろうとしているひどいやつだ。動労千葉の最高裁決定で、国鉄分割民営化における不採用が不当労働行為であると確定した。JRは団体交渉を逃げ回っている。徹底的に闘って必ず勝つ。常磐線全線開通を絶対阻止する。今日のストライキはその戦闘宣言だ」。ほかにも東北大学の学生らから支社入り口に陣取る職制、支社ビル内に居るJR幹部どもに怒りのアピールがたたきつけられました。
 JRを変えていく、外注化を阻止する責任は労働組合にあります。すべての労働者の怒りと希望をわがものとして、動労福島は闘います。(動労福島委員長・橋本光一)

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