新歓闘争 全学連が新入生と熱い出会い 京大、東北大、広大、福島大など
全学連は、法政大学などの入学式(既報)をはじめ、京都大学、東京大学(写真左)、筑波大学(写真下)と、全国大学で宣伝活動を展開し、新入生との交流を実現している。
●京都大学
京大同学会執行部は大学の軍事研究の是非を巡るシール投票を行い、広範な新入生と合流しています。3日間で投票総数は267。反対票が賛成票を上回りました。
その中で、今の時代と社会を根底的に問う討論が行われました。「北朝鮮の脅威がある中、自衛のための研究は必要なのでは」などの賛成意見に対し、「日本学術会議が戦後一貫して保持し続けてきた軍事研究反対の声明が解体されようとしている」などの事実を明らかにする中で多くの学生が賛成から反対へ転じたことです。
来週は元原発労働者の斉藤征二さんの講演会を企画するとともに、クラス討論で全学生に大学の軍事研究問題を問うていきます。4・26、全国から京大に集まろう!
●東北大学
東北大学学生自治会は4月5日、入学式に登場し、全学連パンフと『前進』新歓号を配布。1千人の新入生が注目して受け取りました。キャンパスで多くの新入生との結合が始まっています。
「全世界で民衆が反乱」(全学連パンフ)は、東北大学でも始まっています。とくに、福島原発事故の「自主避難者」への帰還・被曝の強制に対する怒りが高まっています。署名に応じたり、復興相・今村の「自己責任」発言は許せないと訴えてくる新入生とドンドン結合しています。
●広島大学
広島大学・県立広島大学の入学式で全学連パンフと『前進』新歓号を配りました。広大の入学式では500部のパンフと、約1200部の『前進』が新入生に渡りました。沖縄出身のOBが声をかけてきて、激励してくれる場面もありました。県立広島大でも好反応。共産党・民青が対抗的に出てくる中、福島署名に家族全員の名前を書いてくれた新入生家族もありました。
新入生、家族はこの時代を変える力を求めています。この思いに応え、頑張っていきます!
●福島大学
労働者の仲間と一緒に、福島大と県立医大の入学式、日大工学部の開講式に登場しました。みな笑顔で全学連パンフと『前進』新歓号を受け取り、開いて見ていきます。軍事研究と福島切り捨てに怒る学生とも合流できています。「自分も甲状腺検査受けています」「(避難指示が解除されたけれども)帰れないですよね」と語る福島出身の新入生や、復興相・今村の発言への怒りを語る学生もいました。
●富山大学
4月6日の入学式に、富山大学学生自治会再建会議が登場しました。雨の中のアジテーションは注目を集め、どんどん全学連新歓パンフが手渡され、新入生の反応に好感触を得ました。
●東京大学
4月12日、全学連は日本武道館で行われた東大入学式に登場しました。「大学の軍事研究反対!」ののぼりが大注目でした。京大に続いて東大から軍事研究反対の闘いをつくりだそう!
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