一時金カット、団交拒否に救済申し立て
4月5日、徳島医療福祉労組は徳島県労働委員会に不当労働行為の救済申し立てを行いました。翌日、地元紙にも取り上げられました。
折しも今年は国鉄分割・民営化から30年。JRは破綻が明らかになり、動労総連合の闘いが花開いています。また沖縄米軍基地反対を貫く星野文昭さんへの無期懲役から30年で、星野さん奪還が重なる年です。
申し立ては①「評価制度」絶対反対の闘いに対する手束病院グループの株式会社・介護施設「昭誠館」による賞与4回分計32万4千円カット、②「マイナンバー提出」拒否による不利益扱い、③団交拒否に対してです。
経営者側は、賞与カットの明確な理由を「経営権だから」と開示を拒否。団交に対しても「手束会長と『昭誠館』は関係ない」と3行のふざけた回答書のみです。森友学園問題での安倍の答弁「私と籠池は関係ない」と同じです。『前進』を「熟読」している手束経営陣はボロボロです。
地元の星野救援会会員や合同・一般労組全国協、広島連帯ユニオンの仲間の力を借り、委員長と書記長で申立書を作りました。団結が力になっていくのを感じました。
労働者を賃金で分断する評価制度は、職場の安全・団結、労働の誇りを破壊します。私たちは、全産別の評価制度反対闘争と連帯し、職場・地域の団結拡大、拠点建設にうって出ます。これと一体で、動労総連合建設、星野さん奪還をたぐりよせます。
復興大臣・今村のフクシマへの「裁判でもやれるもんならやってみろ!」発言に怒りがわきます。労働者が失うものは鉄鎖以外にない。失うのを恐れているのは資本家たちだ! ゼネストをやって安倍を打倒しよう!(徳島医療福祉労組委員長 元木智之)
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