京大全学自治会同学会選挙 新入生を中心に何人もの学生が行動を開始
京大全学自治会同学会中央執行委員会予備選挙が5月29日から開始されました。退学処分が狙われる中での今回の選挙。決して楽な闘いではありませんが、昨年を上回るペースで得票を重ねています。
さくべ候補者団は「国や大企業による私物化ゆるさん みんなで決める自治復活」をメインローガンに掲げています。このメインスローガンは、「教育奪還」「戦争反対」「監獄大学粉砕」―ーの3つのサブスローガンと一体であり、大独占資本や国家権力に追随する京大のあり方に絶対反対を貫くとともに、新しい大学のあり方を学生自身の手で生み出すという積極的意味がこめられています。
被処分者2名の立候補、そして被処分者にいかなる攻撃があろうとも彼らに成り代わって闘うと決断した副委員長候補・安田君の存在は、徐々に京大生の心をとらえはじめています。当局のプラカードを掲げた妨害やビデオ撮影、「告示」が出されるなかでも多くの学生と討論の輪が生まれています。それ以上に重要なことは、当局との激突の中での候補者団の訴えを少し離れた建物の階上からすずなりで学生達が聞き入っていることです。表層的なもの以上の変化が今生まれようとしています。
選挙管理委員会のテントの前では多くの学生が同学会や選挙について話題にしながら通りすぎていきます。置きビラを見ただけでも何人もの学生が自主的に投票を開始しています。そして新入生を中心に何人もの学生が選挙管理委員として、クラス入り、ビラ張り、投票所受付に決起し、それ以外の学生も創意性をもって、京大の学生自治を発展させるために行動を開始し始めています。
マル学同京大支部はさくべ候補者団の圧倒的信任をかちとり退学処分を粉砕するとともに、選挙を通して、当局と学生の非和解性をとことん明らかにし、大学・学問の奪還、政治の奪還、そして次なる学生運動のリーダーを生み出すべく全力で闘いぬきます!
(写真ははじめて執行部に立候補した副委員長候補・安田君)
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