キャンパス規制をぶち破るサークル員の決起! 法大新歓始まる
4月3日は法政大学入学式――いよいよ待ちに待った新入生を迎える日です。キャンパス中央広場は新入生を迎える数百を超えるサークル員で埋め尽くされ、新入生にビラを渡す花道が出来上がっています。新入生が花道を通るたびに、サークル員から沸き上がる歓喜の声! この花道は、首都圏でも有数のサークル数を誇る法大の名物となっているほどです。新入生を全力で歓迎するサークル員と、夢と希望を膨らましている新入生――キャンパスが学生の活気と笑顔に満ちあふれています。
いつもは学生を監視している東京警備保障のガードマンも、キャンパス外で立ちつくすことしかできない状況になっていました。学生のパワーの前にはまったくの無力です。
このパワーに恐怖した法大当局は「交通ルール」を口実に、例年行われていた歩道でのビラまき禁止と開門幅の縮小を、市ヶ谷学生センター長の鈴木良則教授を先頭に行ってきました。これは、新歓つぶしそのものです。しかし、これまたサークル員のパワーで圧倒! 正門から身を乗り出してビラまきを開始したサークル員と一緒に、私たちも元気にビラまきをやり抜きました。すると、私たちに「原発反対」と大きな声で呼応してくる新入生も出てきました!
今年の新歓で特筆すべきことがあります。それは、「名指し」サークルが弾圧を跳ね返して、例年以上にパワフルに新歓をやり抜いている点です。当局は年末に学祭で「飲酒問題」を起こしたとされる11のサークル名を『KOMPAS』(当局発行機関誌)に掲載し、サークル員の反対の声の中、全面禁酒も敢行しているのです。
当該サークルのこの力強さと元気さがあれば、必ず規制はぶち破ることはできる! そう実感した日となりました! サークル・学祭規制粉砕の闘いはいよいよこれからが勝負です。多くのサークル員、新入生と大合流し、4月19日の法大デモを盛り上げていきます。(法大・倉岡雅美)
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