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国鉄全国運動・九州が4・1JR博多駅前で大街宣

s20120404a.jpg 4月1日、JR博多駅前において、「国鉄全国運動・九州」の主催による「3・13九州新幹線事故弾劾、1047名解雇撤回」「原発再稼動阻止、汚染ガレキ受け入れ反対」の大街宣活動が闘いぬかれました。この闘いは、昨年に続く第2回目のJR九州本社抗議行動です。今年は国鉄分割・民営化25年、1047名解雇22年目の節目の「4・1」であり、一段と力のこもった闘いになりました。行動には30人近くの労働者が結集。「国鉄全国運動・九州」「合同労組レイバーユニオン福岡」「NAZEN福岡」「百万人署名運動・福岡」「ス労自主」などののぼりがはためき、国鉄闘争と反原発の怒りの声が駅の中まで響きわたりました。 

 参加者全員でJR九州本社と原発再稼動を弾劾するシュプレヒコールをあげた後、1047名当該の羽廣憲さんが最初にマイクを握って訴えました。羽廣さんは、「国鉄分割・民営化と1047名の大量解雇は、今日の新自由主義攻撃の出発点」であり、それとの闘いは「労働者が生きていけるかどうかのかかった闘いだ」「ゆえに私は4・9政治和解を拒否し、解雇撤回まで闘う」と力強く宣言しました。
 続いて「国鉄全国運動・九州」の事務局が3・13九州新幹線事故を徹底弾劾。JR九州は、「お詫び」の記者会見と言いながら「作業内容自体に問題はなかった」などと開き直っています。営利優先・安全無視の許しがたい姿勢です。この日も、「何の資格もない運転士を車両に上らせハンマーでたたいて保護スイッチを解除したのは違法行為だ」「外注化と非正規化こそ原因だ」と追及されるや、博多駅駅長らは「非常時だから問題はない」などとと開き直る始末です。本当に許せません。当日発行された、事故の重大さを訴える『国鉄全国運動・九州ニュース9号』を手に、食い入るように読んでいる人もいました。
 続いて、NAZEN福岡の若い仲間がよく通る声で、原発再稼動を何としても阻止し、汚染ガレキ受け入れに反対しようと訴え、「3・11郡山の決起に続き、九州でも原発反対の大きな声をあげよう」と呼びかけました。「国鉄全国運動・九州」の水上晋事務局長は、3・25北九州の汚染ガレキ受け入れ反対・細野環境相弾劾行動の報告を行い、「復興のためにガレキを受け入れろと迫る細野環境大臣にキッパリと拒否を突きつけた」「東電や政府の責任をあいまいにして放射能を全国にバラまくことは許されない」と発言しました。
 合同労組レイバーユニオンの仲間が音頭をとって、JR九州本社に向かってシュプレヒコールを上げ、最後に竹内良夫代表が、6・10国鉄闘争全国運動結成2周年全国集会と6・24国鉄全国運動・九州結成2周年集会、さらに5月反原発佐賀2万人集会への決起を確認し、締めくくりとしました。
 約2時間のJR博多駅前情宣活動でしたが、国鉄決戦と反原発闘争をひとつに結合した力強い「4・1」闘争になりました。この力で6・10の大成功へ突き進みましょう。(九州・H)
 

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