10・3神奈川集会、動労神奈川を先頭に青年の力がみなぎる
「青年の団結で、たたかう労働組合をつくろう! 10・3神奈川労働者集会」は、全学連4同志に対する弾圧を絶対に粉砕し11・1労働者集会の成功とかちとっていこうとの決意がみなぎるものとなりました。110人が参加しました。
この日の先頭に青年労働者が立ちました。司会を務めた2人の青年、「ソリダリティ-団結」を演奏した青年労働者グループ、さらには決意表明においても全体を牽引(けんいん)しました。演壇の集会幕も青年の手作りでした。
動労神奈川の青年労働者2人が中村委員長とともに登壇。動労神奈川に続いて新潟、福島と動労総連合が建設されていることを報告し、「2度の雇い止め・解雇は粉砕しました。職場の仲間はこの闘いを支持してくれています」、「非正規職撤廃の闘いを、パートから契約に上げろと始めています。環境アクセス資本の壁は厚いが、団結を拡大していきますので、支援をお願いします」と力強い決意が表明され、参加者からともに闘う決意を込めて大きな拍手が起こりました。
決意表明の最後は郵政労働者です。今年は職場が一変したことを明らかにし、「07年の郵政民営化から8年、一方で多発する事故には7日間の業務停止のペナルティを加え、異常な人員不足です。他方で株の上場など徹底的な利益追求、労働者の理想と現実を埋めるのは実践あるのみです。誰しも人生が変わる時間があります。本質を知ること、たたかうことに未来がある。こんな社会はひっくり返そう」と自らの飛躍をかけた決意を表明しました。
特別アピールは全学連です。9・13不当逮捕・奪還された吉田悠さんに続いて、洞口朋子さんが今回の全学連に対する弾圧は全労働者への弾圧であることをはっきりさせ、「安倍政権と国家権力は、国会決戦に革命の現実性を見たから戦時型の大弾圧を加えてきた。公安当局はスパイ行為を自認したのだ。逮捕されるべきは公安当局だ。私たちは、戦前日本共産党のようにスパイ攻撃に内部崩壊した道は取らない。大学でストライキを実現し、10・21闘争から11・1へ総決起する」と自信と確信に満ちてきっぱりとした態度表明を行いました。
鈴木達夫弁護士(許すな改憲!1000万人署名・代表呼びかけ人)が「労働者の団結が世界を変える時代が来た」と題した講演を行いました。「9・13国会闘争で全学連は復権した。ブルーの全学連の旗に血潮が躍る時代です。支配階級もマスコミも、スパイ行為やおとり捜査など、ダーティだらけだ。多くの弁護士が弾圧粉砕に総決起する」と弾圧粉砕への決意を表明しました。
集会では、動労千葉から繁沢副委員長、闘う国労原告団・旭川闘争団成田昭雄さん、動労神奈川支援共闘への入会と賛同アピール、さらにJR職場を先頭に6大産別と地域から資本当局と既成の労組指導部と対決し非和解で闘う報告と決意と続きました。
今年2月の動労神奈川の結成、何よりも2人の青年労働者の根底的決起は、私たち自身に飛躍と変革を突き付けるものでした。動労神奈川に鼓舞され励まされ、すべての職場・地域での実践を開始したことが、発言を通して鮮明になりました。
青年を先頭に20人をこえる発言者の最後に、国鉄闘争全国運動・神奈川の二本柳事務局長が、ストライキで闘う労働組合をつくりだすこと、韓国民主労総との国際連帯で革命勝利へ進撃しよう、11・1日比谷への1万人結集へ全員が本気になって闘おうと鮮明な行動方針を提起し、発言者全員が登壇し、団結ガンバローで集会を終えました。
11・1へ残り3週間、組織し、組織し、神奈川500人結集へ、全力で闘います。(神奈川・U)
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