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動労水戸大子支部の坂場力男さん迎え、10・4栃木集会

20151008i-1.JPG 10・4栃木国鉄集会が、栃木の総力をあげた結集でかちとられました。
 冒頭、ビデオを上映し、安保国会の闘い、とりわけ動労千葉、動労水戸をはじめとした国鉄労働者の決起と、全学連の圧倒的な迫力にみな奮い立ちました。さらには、韓国民主労総のゼネストの映像が迫力ある音声とともに会場を圧倒しました。
 主催者あいさつをとちのきユニオンが行いました。今日の日帝の絶望的危機を、大恐慌と財政問題などを皮切りに全面的にはっきりさせ、朝鮮侵略戦争が「作戦計画5015」で具体的に発動されようとしているすさまじい情勢を鋭角的に暴き出しました。その戦争を具体的に阻止しているものこそ、国鉄闘争であり、労働者の団結であると指摘し、「今こそ、ゼネストで戦争を止めよう。動労総連合を全国につくろう。職場で闘おう。仲間をつくろう。11・1労働者集会の大爆発が絶対に必要だ」と強烈に訴えました。

20151008i-2.JPG 次に動労水戸・大子支部の坂場力男さん(写真左)からの提起を受けました。9・28ストライキを闘いぬいて駆けつけた坂場さんは、運転士であるにもかかわらず、現在検修職場から水戸鉄道サービス(MTS)に出向になっています。坂場さんは、80年国鉄入社以来、分割・民営化と不屈に闘いぬき、そこでの闘いが絶対反対の路線と生き方を根底的につくりだしたこと、そのことが配転差別にも怒りを燃やし、外注化阻止・非正規職撤廃の闘い、被曝労働拒否の闘いに結実したことを確信をもって語りました。
 そして、10月1日に3年目を迎えた強制出向がさらに延長されることに対し、事実上の転籍攻撃であり、徹底的に闘うことを宣言されました。この攻撃が戦争と一体で進んでいることを明らかにし、①職場で資本と闘うこと、②動労水戸支援共闘への協力の訴えと動労総連合をつくり出すこと、③11月集会の大成功で安倍を打倒すること、以上の三つを最後に訴えました。
 討論では、自治体労働者が、この間の水害をもたらした最大の問題が新自由主義であり、自治体解体、地方切り捨ての具体的な現実が外注化問題として具体的に暴露し、安倍政治への怒り、災害そっちのけで国会で弾圧にはしる権力への怒りを鮮明にしました。
 また星野絵画展の成功の報告が、とめよう戦争への道!百万人署名運動栃木県連絡会の労働者から行われ、星野さんを取り戻すためにも11月集会の成功がなんとしても必要であることが熱烈に訴えられました。
 さらに、公安警察のスパイ化攻撃を許さず、学生4人の奪還をなんとしてもかちとることが11月集会の成功の大きな柱になることも青年から訴えられ、全体の確認になりました。
 まとめのあいさつを国鉄闘争全国運動・栃木の民間労働者が行い、全参加者が11月集会に向かう決意を何度も固め合いました。(M)
 

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