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福嶋昌男同志が出獄 歓迎会で再審勝利を誓う

20170710g-1.JPG 7月13日、朝8時、福嶋昌男同志がしっかりした足取りで府中刑務所門前に現れた。迎賓館・横田爆取デッチあげ弾圧で、無実にもかかわらず不当な懲役12年の有罪判決を受け、5年2カ月(未決勾留12年からの算入で残刑5年2カ月)にわたる下獄闘争を不屈・非転向で闘いぬき、満期出獄をかちとったのだ。
 再審弁護人、同志、支援者から一斉に歓声が上がった。「お帰りなさい!」「おめでとう!」「お疲れさま!」。歓迎の花束が贈られ、握手、握手、握手。福嶋同志の白い顔がみるみる紅潮していった。
 その後、国分駅近くの会場で開催された歓迎会には、30人超が参加した。

 出獄祝いの乾杯の後、「迎賓館・横田裁判の完全無罪をかちとる会」共同代表の桜井善作さんのメッセージが読み上げられた。また再審弁護団から主任弁護人の青木秀樹弁護士と西村正治弁護士が駆けつけ、福嶋同志とともに再審をかちとる決意をあらためて表明した。その後、全参加者が心からのねぎらい、喜び、闘いへの決意などを述べた。共同代表の藤井高弘さんが歓迎の言葉を締めた。
 すべての発言に応えて、福嶋同志が出獄のあいさつをした。まず大勢の同志、支援者が集まってくれたことに感謝の意を表した。そして、「こうして外の陽を浴びる中にも喜び半ばの気持ちもあります。無実の星野文昭同志は42年間の獄中で今も闘っています。星野同志・暁子さんの共同闘争は今、全証拠の開示―敵の弱点『30年問題』を突いています。今年こそ星野同志奪還へ! 権力は不当にも無実の大坂正明同志を起訴しました。だが必ず奪還しましょう。大坂同志の不屈・強靱(きょうじん)な非公然体制46年間の勝利は偉大です。星野同志、大坂同志の闘いは革命勝利の土台をつくり出しています。階級的労働運動を根底から牽引(けんいん)しているのが星野同志、大坂同志です」と述べ、この2同志と、須賀武敏・十亀弘史・板垣宏3同志と連帯し、再審闘争の勝利を目指して頑張るという断固とした決意を表明した。
 感動に包まれる中で、団結ガンバローとインターナショナルを歌い大高揚のうちに終了した。

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