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朝鮮侵略戦争阻止と再稼働を止める闘いは一体だ 9・8舞鶴抗議行動

20170914a-1.jpg 9月8日に京都府職労舞鶴支部が呼びかける「高浜原発今すぐ止めろ!大飯原発再稼働絶対反対」の抗議集会とデモがあり、関西各地から自治体労働者を先頭に舞鶴市内に40名が結集し闘った。
 安倍政権と関電は来年1月、3月にも大飯原発3、4号機の再稼働を狙っている。
 そもそも大飯原発3、4号機は2014年5月に運転差し止めを命じた福井地裁判決に関して名古屋高裁で控訴審中であり、裁判としては確定していない。
 その様な状況下で関電が再稼働に突進していく背景には、危機に駆り立てられた安倍政権の戦争政策と一体のものがある。北朝鮮の中距離弾道ミサイルの発射を口実にJアラートを使って危機を描き出し、自治体労働者を戦争体制に動員していくことと、原発事故を想定した避難訓練も同じである。
 しかし核心的には現場の労働組合が団結を崩されず維持しているならば、舞鶴のようにJアラートと避難訓練のペテン性を職場闘争として暴き出すことができる。

20170914a-2.jpg 集会の前に市内の大型スーパー前で街宣を行い、地元の中学生の集団がビラを受け取り、集会に合流。彼らは誰に言われるまでもなく「安倍倒せ!」「戦争反対!」とコールを始め、集会参加者と一体となって駅前で圧倒的注目を浴びた。中学生の何人かの親は自衛官であり、家庭内で「安倍は本気で戦争をやろうとしている」という会話がなされ、それを受け止めての参加である。
 集会では、舞鶴支部長の長岡達也さんが2・26舞鶴闘争で示した拠点労組の旗が立てば、地域にも波及する点を強調し、再稼働絶対反対の闘いを職場闘争と一体で進める決意を述べた。戦争と原発推進は一体であり、この社会そのものを変えていく闘いをつくろうと呼びかけた。拠点労組が立てば、地元住民と結合して労働組合を軸にして大きなうねりができることを核心的に提起した。
 八尾北労組や動労西日本、奈良、婦民等の仲間が次々と自分らの闘いと併せて再稼働を止める決意を述べ、共に9・23いわき闘争に決起することを明らかにして、デモに出発した。(京都/朝霧広巳

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