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12・3 もんじゅ廃炉集会 労働組合を軸に闘い勝利へ

20161208b-1.JPG 12月3日に「もんじゅを廃炉へ!全国集会」が、高速増殖炉もんじゅが立地する福井県敦賀市白木海岸と敦賀市内で行われ、全国から600人の労働者、学生、市民が集まり大高揚しました。白木現地で抗議集会と、もんじゅを運営する日本原子力研究開発機構への申し入れ、敦賀市内では屋内集会とデモが闘われました。
 労組交流センター、全学連、NAZEN、動労総連合北陸、婦民全国協の仲間は白木海岸での集会に参加する労働者に元気よく宣伝。「韓国のようにゼネストで闘い、労働者民衆の力でもんじゅを廃炉にしよう」「核武装のために核燃サイクル・増殖炉建設を推し進める安倍政権を打倒しよう」と訴え、1500枚以上のビラと『前進』を配布し、国鉄・福島・京大署名を集めました。署名は120筆を超え、特に京大署名は多くの労働者の支持を得て、1万円以上のカンパが寄せられました。

 労働者が、もんじゅ廃炉情勢の高揚感と、切迫する朝鮮戦争への危機感と怒りを持って闘いに臨んでいることを肌で感じました。私たちはもんじゅ事故から20年余り闘い続けて、現実にもんじゅ廃炉を引き寄せていることに勝利感をもって、最先頭で闘い抜きました。
 闘争終了後には、舞鶴市の自治体労働者が「原発を廃炉にするために、裁判に頼るのではなく、労働組合が軸となり労働者民衆の決起を実現することだ」と呼びかけ、富山大学の学生と、地元の元原発労働者もアピールを行いました。
 もんじゅは労働者人民の闘いで破綻しました。しかし安倍政権は核武装のため、高速炉建設に必死にしがみつこうとしています。韓国・民主労総の闘いに学び、朝鮮戦争=核戦争を絶対に阻止しましょう。2017年を国鉄決戦の新たな飛躍の年にしましょう。(動労総連合北陸・KH)

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