９・11怒りのフクシマ大行動、現地対策本部を包囲のデモ

　９・11怒りのフクシマ大行動は６・19の高揚を引き継いで、福島市の「まちなか広場」で行われた。呼びかけ人のあいさつでは福島県教組元委員長の清野和彦さん、農業を営む鈴木光一郎さん、橋本光一さんらが発言し、それぞれから怒りと闘いの決意が語られた。次に福島県労働組合交流センター代表の渡辺馨さんが９・11フクシマアピールを渾身の力で訴え、満場の拍手で採択された。カンパアピールの後にはリレートーク。多くの労働者、農民らが福島の現状を訴えた。子供たちを放射能から守る福島ネットワークの世話人、佐藤幸子さん、中手聖一さんらが発言する頃には集会参加者は倍以上に膨れ上がり、集会は最高潮に達した。 

　その高揚感もそのままに、200人を超える部隊は福島原発現地対策本部へのデモに出発。対策本部をヒューマンチェーンで取り囲み、怒りのシュプレヒコールを叩きつけた。（福島）