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動労西日本が定期大会 安全破壊のJR西と対決 無賃労働撤廃・非正規解雇撤回へ

20180125c-1.JPG 動労西日本は1月21日、広島市内で第12回定期大会を開催し、青年労働者と団結して第3の分割・民営化、戦争・改憲攻撃と対決する闘いの方針を決定した。
 冒頭、動労総連合各単組、岡山マスカットユニオン、徳島医療福祉労組、新川登茂宣弁護士からのメッセージが紹介された。続いて、広島連帯ユニオンの壹貫田康博書記長が、「動労西日本はJR職場の問題だけでなく全人民の課題を闘っている。ジェイアール西日本広島メンテック新幹線営業所は車両清掃に携わる元木康亮組合員を解雇したが、これは非正規は組合をつくるなという支配階級の意思だ。組合員全員が闘う組合をつくろう。3・25改憲・戦争阻止大行進を爆発させよう」と訴えた。

 経過報告に立った大江照己委員長は、JR西日本の来島達夫社長を弾劾し、「新幹線事故を始め各職場で安全問題が目に見える形で噴出している。尼崎事故を絶対に許さない。隣の労働者に呼びかけて自分の職場で闘いをやろう。8・5反戦世界集会を動労西日本が牽引(けんいん)する。労働者の思いを実現できる政党をつくろう」と呼びかけ、五日市駅での無賃労働撤廃闘争について、「職場の労働者が時間外労働をしちゃいけないという意識になり、青年の決起が始まった。労基署に始業時間前ただ働きを申告し、さらなる闘いを展開する」と述べた。
 山田和広書記長が運動方針を提起した。討論では、除雪作業の安全問題を追及してきた原田隆司近畿支部長が、「もっと要員を増やさないといけない。新幹線事故は国鉄分割・民営化によるもので、新幹線を誰も止められない構造にした。ローカル線は故障してから修理すればいいというJRを許さない」と決意を示した。東元会計監査委員が、ストで外注会社への出向を止めた地平を語った。中西剛副委員長は、「尼崎事故でメンタルヘルスになった社員が大勢いるが、働き続けることのできる職場環境をJRに強制する」と表明した。元木組合員は、「同期入社した人が全員辞めた。新幹線事故で安全問題を訴えたら解雇するなど許せない。非正規職を切り捨てるJR資本を打倒する」と解雇撤回闘争への闘志を燃え立たせた。
 運動方針、三江線廃止反対決議、無実の星野文昭さん・大坂正明さんを取り戻す決議、大会宣言を満場の拍手で採択し、スト権を確立した。3・17ダイヤ改粉砕、五日市駅闘争・広島印刷事業所廃止弾劾闘争に勝ち抜き、ジェイアール西日本広島メンテック新幹線営業所による元木組合員の解雇を撤回させる闘争を全力で闘いぬこう。動労総連合の組織拡大へ!

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