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JR外注体制粉砕への歴史的第1歩! 動労西日本が外注会社レールテックでのスト打ち抜く

20130327a-1.jpg 動労西日本は3月25日、JR西日本大阪支社内にある外注会社「レールテック」の職場で春闘ストライキを打ち抜いた。レールテックに強制出向させられている赤松賢一副委員長が、JR西日本とレールテックの外注体制を転覆していく歴史的ストに断固として立ち上がったのだ。
 この決起に応えて、動労西日本組合員と支援の労働者はスト貫徹の1日行動を闘い抜いた。
 

 午後3時30分、50人を超える動労西日本と支援の労働者が再度大阪支社前に結集した。午後4時、赤松副委員長が大阪支社から出てくる。そこで、大江照己委員長が当局にスト突入を通告した。
20130327a-2.jpg 圧倒的な盛り上がりの中、スト突入集会が始まった。司会を山田書記長がつとめた。動労西日本を代表して大江委員長が「JR西日 動労西日本は3月25日、JR西日本大阪支社内にある外注会社「レールテック」の職場で春闘ストライキを打ち抜いた。レールテックに強制出向させられている赤松賢一副委員長が、JR西日本とレールテックの外注体制を転覆していく歴史的ストに断固として立ち上がったのだ。
 この決起に応えて、動労西日本組合員と支援の労働者はスト貫徹の1日行動を闘い抜いた。
本では故障・事故・労災が続発し、労働者を苦しめている。しかし労働者に責任はない! 反合・運転保安闘争で闘おう。一切はJRの責任だ。尼崎事故の責任もJRにとらせる。4・20尼崎闘争を闘いぬく。JR、レールテックの労働者は動労西日本に結集し、職場を変え社会を変えよう」と訴えた。
  ストに入った赤松副委員長は「JR西日本は外注化に矛盾があるのを知りながら、団交回答はまったく誠意がない。外注化は必要ない。労働者はみんながそう思っている。これを認めないのは経営者だけだ。外注化は低賃金と長時間労働のためだ。このストは外注化をやめさせる闘いだ。さらに外注化をつぶすストライキを闘いぬく」とストの意義と今後の闘いを提起した。
 中西剛執行委員は「JR西日本は鉄道業務を切り捨てようとしている。車両検修、保線、土木などの子会社化によって、車両故障、安全無視、労働者切り捨てが行われている。駅でも外注化と契約社員化で、安全が無視され、労働者が切り捨てられ、未来を奪われている」とJRを弾劾、「尼崎事故労災を認めさせる。4月ストライキを闘う」と決意を表明した。
 続いて支援からの発言だ。国労福知山の原田隆司さんは「契約社員だらけで、労働者を使い捨てするのがJR西日本だ。動労西日本のストに連帯して闘う」と決意を表明した。08年~09年に森精機ストライキを闘った関西合同労組の仲間の連帯アピールに続いて、大阪市教組の沼田祐子さんは「組合役選に立候補して500票が集まった。大阪市長・橋下に屈した組合執行部への怒りだ」と闘いの前進を報告、大阪市職の赤田由行さんは「このストライキは外注化粉砕の始まりだ。自治労4・26スト方針が出ている。JRと大阪市職の闘いでゼネスト情勢をつくりだそう」と呼びかけた。支援の発言の最後に全学連の学生が労働者階級の先頭に立って闘う決意を表明。最後にシュプレヒコールをJR西日本にたたきつけて、スト突入集会を集約した。
 動労西日本ストライキは、JR労働者だけでなく、橋下による民営化に怒る大阪市営バス労働者をはじめ大阪市全体の労働者の圧倒的な共感を得る闘いとなった。(関西K) 

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