外注化阻止・非正規職撤廃!安倍政権を倒そう!3・20岡山春闘総行動を貫徹!
動労西日本は、13春闘第2波行動として、3・15広島ストに続いて、3・20岡山春闘総行動に立ち上がった。
小雨の降る中、JR岡山駅前に結集した組合員と支援の仲間は、大江委員長を先頭に、「この腐りきった社会を労働者の闘いでつくりかえよう」と訴えた。山田書記長は前日(3月19日)岡山地方裁判所に「解雇撤回地位確認訴訟」を起こしたことを報告し、解雇撤回まで闘う決意を表明した。赤松副委員長、岡崎組合員がかわるがわるマイクを握り、外注化阻止・非正規職撤廃へ13春闘を闘う決意を明らかにした。
JR岡山駅前でのリレートークの後、JR岡山支社へ向けて、デモに出発。デモ隊は、JR岡山支社を包囲して、JR岡山駅の中央改札まで肉薄して、JR西日本への怒りを叩きつけた。「JRは山田くんの解雇を撤回しろ!」「契約社員制度を廃止しろ!」「労働者の使い捨て許さないぞ!」「ストライキで闘おう!」とシュプレヒコール。
デモ終了後、岡山国際交流センターで、岡山春闘集会を開催した。集会には、岡山マスカットユニオンの組合員をはじめ、岡山労組交流センターの仲間が多く駆けつけ、熱気あふれるものとなった。集会は、岡山大学医学部職員組合の矢田範夫さんが基調報告を行い、次のように訴えた。
「本日の集会から4~5月、そして今年前半戦の集約点である6・9 国鉄闘争全国運動大集会に向かって、具体的実践方針の第一として1047名解雇撤回・原職復帰の10 万人署名運動を総力をあげて取り組むことを全体で確認しよう。第二に3月19日、動労西日本・山田和広書記長は解雇撤回・契約社員制度撤廃を掲げてJR 西日本を相手取って岡山地裁に提訴した。いよいよ開始される山田書記長解雇撤回裁判闘争を、正規・非正規の分断を打ち破りすべての非正規職労働者の怒りを一つに束ねる闘いとして、絶対に勝利させよう」
集会の特別報告として、動労西日本の組合員と共に闘う国労の会の仲間が、外注化阻止・非正規職撤廃の決意を明らかにした。そして、4月26日ストライキを構えている、自治労倉敷の百本委員長をはじめ、地域の闘う仲間から共に闘う決意が述べられた。
集会のまとめを、岡山マスカットユニオンの清水委員長がおこない、岡山地域の仲間の団結を固めた。
青年が人間として生きられない、未来に希望が持てないという現実が、ますます深刻なものになっている。青年の死因の第一位は、ここ数年連続して「自殺」だ。「未来を奪われる」ということだけでなく、いまこの瞬間生きていくことを奪われているのだ。この現実こそ、新自由主義だ。「ブラック企業」は一握りの極悪企業の例外的な姿なのではない。資本主義の、新自由主義の真の姿なのだ。青年をはじめ労働者階級が生きていくことすら許さないというこの社会。今こそ全身に怒りをわきたたせて、この腐った社会をひっくり返し、労働者階級の社会を建設していこうではないか。立ち上がっている世界中の労働者とのかたい国際連帯のもとで、青年の未来かけて13春闘を闘おう! (動労西日本・山田和広)
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