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徳島 高石さんを囲み動労千葉の闘いから学ぶ

20151030b-1.JPG 10月23日、徳島市内で動労千葉争議団長の高石正博さんを招いて、囲む会を開催しました。高石さんからは、6・30最高裁判決の意義について語っていただきました。
 討論の軸は民営化・外注化の問題です。
 ある自治体職場では、「評価制度が来年度から施行されようとしている。組合としては、やれることをやって骨抜きにしていきたい」という意見が出ました。しかしこれでは「評価制度導入絶対反対ではなく、導入された後にいかにして骨抜きにするか」という路線になってしまいます。闘っていたとしても、「妥協点をどこに設定するか」という議論に終始してしまうと思いました。

 徳島医療福祉労組も、ボーナス50%カットを許さず、評価制度廃止と全額返還を求めて、労働委員会や職場で闘っています。賃金のカットや職場の団結の解体は、生活や命に直結する問題であり、被曝労働と同様に妥協点などありません。だからこそ、動労千葉がつくり上げた「絶対反対」と「階級的団結論」が重要だという確信をより一層強くした一日になりました。
 また、資本による組合員の切り崩し攻撃といかに対決するかについても、議論しました。高石さんからは、「職場のみんなも組合が闘うことで守られている。それが伝わる時が必ず来る」ということや「今の時代に労働組合を立ち上げること自体がすごい。それだけで現状は変わる」「前に進めなくてもいい。闘うことで、これ以上後退させないということもある」という提起がありました。
 ご自身が闘った1972年の船橋事故闘争の教訓も交えながら、力強く、また明るく、まさに団結を総括軸として闘う動労千葉のあり方を生き生きと語っていただきました。
 動労総連合建設と労組の組織拡大に向け、これからもともに闘います。(徳島医療福祉労組 原祥吾)

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