都教委の再発防止研修に怒りの弾劾
7月22日、この春の卒業式・入学式で「日の丸・君が代」不起立を闘った都立高校教員に対し、東京都教育委員会は文京区の東京都教職員研修センターで「再発防止研修」を行った。対象となった教育労働者は「研修」と称した転向強要攻撃をき然として跳ね返して、逆に都教委を徹底的に追及する場に変えた。会場前には被処分者、闘う教育労働者を先頭に支援の人びとが多数詰めかけ、抗議の声を上げ、支援・激励の闘いを猛暑の中で終日やりぬいた。
午前、午後それぞれ7人の教育労働者たちが「研修」会場へ臨み、支援者は弾劾のシュプレヒコール、激励のアピールを送り続けた。終了後出てきた被処分者が次々とマイクを握って「こんな屈辱的な扱いは許さない」と不屈に闘いぬく決意を述べた。
この日の闘いには「君が代」解雇を阻止した根津公子さん、不起立を貫いて非常勤教員不採用になった米山良江さんも元気に参加。根津さんは「都教委は恥を知れと言いたい。あなたたちのやっていることが教育をダメにしている」と警備に駆りだされた職員を糾弾し、10・23通達撤回を呼びかけた。米山さんは「こんなことで労働者の誇りを奪うことはできない」と都教委との徹底対決をアピールした。
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