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『東日本環境アクセスによる雇い止めを許さない!』 小田原で神奈川春闘行動

20180215a-1.JPG 2月12日、神奈川県小田原市内で「労働運動の力で、非正規職撤廃!人間らしく生活できる賃金を!18春闘交流会」を開催しました。動労神奈川と国鉄闘争全国運動・神奈川が呼びかけ、動労総連合の仲間や、東京や大阪からも青年が駆けつけて56人が参加しました。
 集会に先立ち「動労神奈川の桑原豪臣副委員長の雇い止めを許すな」と小田原駅前で参加者が次々とマイクで訴え、桑原副委員長を先頭に東日本環境アクセス小田原事業所前での抗議行動も闘いました。
 安倍の戦争・改憲と労働法制大改悪攻撃のなか、県下で18春闘を職場・地域から開始する第一歩となりました。

20180215a-2.JPG この集会は動労神奈川・桑原副委員長に対する労働契約法を悪用した雇い止め策動を粉砕し、実力で無期転換をかちとる闘いです。それにとどまらず、労働者が人間らしく生きられるために大幅賃上げをかちとる闘いです。また時廣慎一書記長の解雇撤回と非正規職撤廃をかちとる闘いです。
 集会では、動労神奈川・中村幸夫委員長が「労働委員会で労働者を人間とみないJRを追いつめている」、桑原副委員長が「低賃金と労働強化で労働者が次々と辞めていく現状を変える」、時廣書記長が「解雇されたら闘争が増えていくことをJRに思い知らせる」と、それぞれの決意が語られました。
 また動労神奈川労働委員会闘争と一体で、人事異動拒否の労働委員会闘争を闘う郵政労働者は、民営化と非正規職化の矛盾が極限から爆発する中、職場で闘うことこそ「労働組合をよみがえらせる闘いだ」と、「働き方改革」を先取りした攻撃に、職場からの反撃として労働委員会闘争のたちあがった意義を明確にしました。
 動労総連合からは、動労千葉特別執行委員の北村武さん、書記の片峰潤一さんから動労千葉の勝利の教訓をとおした熱い激励を受けました。
 動労総連合の建設と合同労組を両輪として、「働き方改革」攻撃と18年3月末に向けた大量解雇情勢に立ち向かうことが今春闘の最大の課題です。集会では、湘北合同労組の小林利行委員長から「2018年問題と合同労組建設の課題」との問題提起を受け、「無期転換問題連絡会」運動を神奈川県下につくり出そうと提起され、全参加者が労働運動を現場からつくりだす決意を新たにしました。
 職場・地域で闘う仲間からの発言では、「長時間・過重労働の職場の現実を変えるために役員選挙に立ち上がった。『改憲と戦争に横須賀から反対の声を3・18集会』に結集を」(教育労働者)、「非正規雇用への怒りがわきあがっている」(自治体労働者)をはじめ合同労組の仲間などから、次々と18春闘を闘う決意が述べられました。
 国鉄闘争全国運動・神奈川の二本柳実事務局長の「労働組合こそが安倍の戦争と改憲を止める闘いに立ち、動労総連合の闘いの地平から、『改憲・戦争阻止大行進』と合同労組を全県下につくろう」との提起を参加者全体のものにし、連合崩壊情勢の中、自らの力で春闘を切り開く決意を固めました。
 (国鉄闘争全国運動・神奈川)
写真〕①東日本環境アクセス小田原事業所前で、「時廣書記長の解雇を撤回しろ」と抗議行動
    ②春闘交流会で、動労神奈川が決意表明

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