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国鉄闘争勝利へ新潟集会 JRと関連会社による非正規解雇撤回へ 県内労組とともに

20180222c-1.JPG 2月18日、新潟市内で、「黙っていいの!非正規職の使い捨て 非正規職だって仲間じゃないの!2・18集会」が開かれた。動労総連合・新潟と新潟地域一般労組がこの集会を呼びかけた。
 動労総連合・新潟の星野文男委員長が、非正規労働者の扱われ方や悔しさがどんなものなのか明らかにして闘いを組織することを呼びかけ、2015年6月の最高裁決定でJR不採用が不当労働行為と認定されたことを報告し、JR東日本にその責任があることを指摘した。さらに、改憲阻止の闘いを、労働運動が先頭に直ちに開始する意義を訴えた。

 新潟鉄道サービス(NTS)による不当解雇撤回を闘う動労総連合・新潟の八代和幸闘争委員が問題提起を行った。八代闘争委員は、新潟県労働委員会の場で、会社の動労総連合への敵視、度重なる不誠実団交、教育指導体制の不備などの問題点を暴き、解雇の不当性を組合の力で明らかにしてきたと報告した。そして、この解雇撤回闘争の意義を、第一に、非正規労働者の不当な扱われ方との闘い、第二に、外注化・非正規職化を進めるJR体制との闘い、第三に、自らの解雇撤回闘争を通じて地域の労働運動を活性化し、変革していくことだと位置づけた。
 現在、NTS解雇撤回の労働委員会あて署名は1千筆を超えて集まっている。新潟県内のさまざまな労働組合から注目されている。
 続いて、無期転換権発生を前にした雇い止め解雇を阻止したA労組から発言があった。職場アンケートの実施や学習会を通じ、職場の声を拾い上げ、具体的要求を掲げて当局に突きつけてきた教訓が、集会参加者全体で共有された。
 動労総連合・新潟が、JR体制の大合理化との闘いを前に進め、八代解雇撤回闘争に勝利すると発言した。新潟地域一般労組が、2018年問題で闘う組合を目指すと決意を表明した。
 このほかに集会参加者からも、安倍政権の「働き方改革」の問題点について指摘がなされ、18春闘の出発に向けての熱気のこもった集会となった。

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